女子の全員出席、3回目

夏休み練習11回目。
参加者20名。
この夏休み練習、女子の全員出席が3回目となりました、男子は残念ながら、まだ全員出席はありません。
女子チームは、怪我をしていても、「できることだけでも練習したい」と休まずに来ているキャプテンの存在が大きいと感じます。


🌟夏休み前半練習のチーム内ランキング🌟

【一人アンダー】
①N.R 182回 ②I.R 155回 ③H.R 126回 ④Ta.K 120回 ⑤Tu.KとH.Y 114回

【一人オーバー】
①I.R 80回 ②Ta.K 73回 ③Tu.K 69回 ④H.R 60回 ⑤N.RとH.Y 59回

【壁スパイク】
①Ta.K 118回 ②I.R 75回 ③Tu.K 24回 ④N.R 17回 ⑤H.YとH.R 7回

【ランキング以外に、目標としていた課題、アンダー50回をクリアした子】
N.S 109回、H.K 64回、F.Yu 58回、K.S 56回、M.A 52回、F.Ya 50回

【オーバー50回をクリアした子】
F.Yu 56回、N.S 52回

今日、新しく入れた練習は、ワンマンサーブキャッチ、ワンマンレシーブ、バスケットゴールサーブでした。

ワンマンレシーブは、一人たった1分間だけの練習にしましたが、かなりキツかったようで、自分の番が終わるとフラフラになっていました。そのくらいになるまでやらないと、試合中にコートで動けるようにはなりません。

バスケットゴールをねらうサーブ練習は、昨年に1度取り組ませましたが、あまり記憶にはないようで、とても新鮮に感じながら取り組んでいたようです。6年生チーム、4·5年生チーム、2·3年生チームに分けて、下級生チームには、バスケットゴールまでの距離でハンディをつけ、3人連続でゴールに当てられたらクリアというゲームをしました。
すると4·5年生チームが頑張り、最初は勝利。レベルアップで4人連続当てにして再スタートしましたが、また4·5年生チームが勝利。
5人連続当てのルールで、やっと6年生チームが勝ちましたが、4·5年生チームも一人差で当てましたから、ほんのわずかに6年生がミスしていたら、4·5年生チームの3連勝になるところでした。
これはかなり盛り上がりましたし、サーブ力も確実に上がるので、夏休み後半でもやらせてみようと思います。

明日は2時間だけの練習になりますので、チーム内を3チームに分けて、すべて練習試合にする予定です。
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ひたすら基礎、基礎、基礎

夏休み練習10回目。
参加者18名。
無欠席を続けている子が8名もいます。これは当然、上達しますね。
昨日の一人アンダーで、報告もれがあったようで、現在の最高記録は、N.Rくんの169回です。
一人オーバー記録は、T.Kくんの60回です。

今週は、毎日毎日同じ基礎練習を続けていますので、一人一人それなりに技術が伸びてきました。基礎的な課題をクリアして、上位グループの練習に飛び込んでくる3年生や4年生も現れ始め、練習が活性化されていると言って良いのではないかと思っています。

優しく穏やかに練習をしている下位グループの雰囲気から、上位グループに入ってくると、いきなり厳しい練習に飛び込むことになりますので、3年生や4年生であっても、がらっと表情が変わります。4メンレシーブに入ってきた時には、自分がボールを落としてしまったら、チームのみんなに迷惑がかかりますから、必死に声を出してボールをつなげようと頑張る姿が見られています。
できることなら、今週末には全員が一人課題を終わらせられることを期待していますが、指導目標通りにはなかなかいかないものです。

理想のチーム像としてイメージしているのは、まったく同じレベルの2チームができ、チーム内の練習試合で、なかなかボールが落ちないラリーの接戦ができる状態です。
16年前に指導していた子供たちが、そういうチーム状態になり、男子チームも女子チームも、関東各地の様々な地方大会で表彰状を取ってきました。
区大会では、その男女チームが決勝戦を戦ったこともあり、せっかくの決勝戦が、いつもの練習試合のように緊張感の低いものになりました。
結局、いつも女子チームが勝ってしまうのでしたが、この男子チームが宇宙人集団のチームで、調子が良いと、埼玉県の女子優勝チームに勝ってしまったり、茨城県の男子全国大会出場チームに勝ったりと、大物食いが得意で、ベンチで指導している私たち大人を、大いに楽しませてくれました。
茨城県の地方大会で優勝した時には、優勝の副賞として、現地特産の大きな「白菜」を獲得し、夜は各家庭でお鍋パーティーをしたという逸話も残してくれました。

こういう楽しい思い出を作れるくらいに、バレーボールができるレベルになってくれると指導しがいがありますね。
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同一パターンのグレードアップ

夏休み練習9回目。
参加者20名。
みんな真面目に練習参加しています。

「100回を目指せば50回なんて簡単だよね」
これは4年生のW君が言った言葉です。W君、ナイスな発言が多いですね。確かに目標は高い方が成長につながります。

この夏休みの練習パターンは、毎日同じ内容にしています。そうすると何が起こるのかというと、じわじわとレベルアップしていくのです。
これを「同一パターンのグレートアップ」と言います。
まったく同じことを繰り返すことによって、昨日の自分よりも今日の自分の方がより良くなっていく。そういうことをねらっています。

例えば、練習のスタートにしている「一人アンダーハンドレシーブ」ですが、今日は6年女子のH.Rさんが121回連続で続けることができました。昨日は50回できて喜んでいたのに、今日はまるで違うレベルに行きました。
まったく同じことを繰り返しているだけで、確実に伸びる結果につながりました。

バレーボールに限らず、勉強や、大人ならば仕事の速さも、この「同一パターンのグレートアップ」を意識すると、成長が加速します。

同じように練習しても、なかなか伸びない子もいます。その原因は、練習をやらされている意識が強いことです。自分自身で目標を立て、主体的に、どうしたらうまくできるのか試行錯誤しながら練習している子は伸びます。なかなかできない子の共通の課題は、何も考えていないことにあります。上手にできる子が、どうしてできるのか真似しようとも思わない心の課題が大きいのです。
日頃の生活態度にも、そういうことは現れているはずです。指示待ち人間ではなく、自分で目標を立てて、自分で挑戦していく態度を家庭でも育ててほしいと思います。
それが難しい場合は、どんなに苦しくても、体育館で私の訓練を受け続けさせると、徐々に成長はします。
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今週は徹底した基礎練習

夏休み練習8回目。
参加者20名。
猛烈な暑さ、熱中症危険領域だったため、体育館の室温が上がらないように、私の判断で換気用の窓を閉めました。

今週は、毎日同じような練習を続けます。
徹底的に基礎練習を行います。
昨日の練習試合を見ていて、やはり遊びのような練習では、バレーボールの本当の楽しさを味わえるようなことは絶対にないと感じたからです。

練習内容は、定番中の定番。
一人アンダー、一人オーバーをたった50回、落とさずに続けること。それができた子だけ、応用編の練習に進み、できなかった子は、さらに基礎的な練習コースに進むという方式です。

応用編の練習は、サーブキャッチや、つなぎの4メンレシーブ練習、スパイク打ち込み、ジャンプしてのスパイクなどの、実戦的な練習を行っています。

基礎的なコースの子供達は、簡単なボールをアンダーハンドでレシーブし、近くにあるかごに入るように狙っていく練習です。この練習は、ボールを手に当てる感覚と、腕を振らない習慣をつけることができます。
また 舞台ネットに向かって思い切りサーブを打つ、ミート練習もしてもらっています。

このように一人一人の今の力に応じて夏休み中は練習を組み立てていきます。
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我慢して基礎を身につれられる子は伸びる

夏休み練習8回目。

午前中は、3か月おきの、御茶ノ水の教員用病院の定期検診に行く。血液検査、栄養相談、内科ヒアリングがいつもの流れ。
病院内に2時間もいなくてはならないため、読書を進めたいが、検査のために何も食べていない空腹と、院内の静けさが眠気を誘い、30ページくらいしか読み進められない。
また、夏休みに入り、バレーボール指導を毎日続けていることで、運動量は激増しているが、それに反比例して、食生活が悪化してためか、血液検査の数値は今ひとつ改善しない。管理栄養士からも主治医からもカロリーを下げなさいと指摘を受ける。
残念ながら、私も完璧な人間ではありません。なかなか難しいですね。

午後からは、先週に続いて、江戸川のチームとの練習をしました。相手チームは、今週末に東京都大会が控えているため、うちのような初心者チームでは練習にならないのですが、それでも体育館を使えることは、感覚を保つのに大きな影響があるのです。何よりもネットがあることが大きい。

少しでも都大会に役立てるためは、緊張する場面も必要かと思い、相手チームのサーブだけで試合が終わるということを避けるために、1セットおきに、私たちのチームだけがサーブを打ち続けるという試合をさせてもらいました。さすがに相手の得意としているサーブを封印させていただきましたので、少しは試合らしい練習ができたかと思いました。
また、練習試合を行う1時間前には、各チームでの練習を行いました。我々のチームは 基礎技術が全くできませんので、初歩の初歩である一人直上アンダーハンドレシーブを100回続けたら試合に優先的に出られるという条件つけて練習させました。残念ながら100回続けられる子が一人もいませんでした。

以前私が指導していたチームでは、一人直上アンダーは、一本目からノーミスで 500回、1000回と続けていましたので、現状での子供達とレベルの差は、100倍、200倍という、お話にならないくらいの違いです。
この程度の練習で、すでに諦めてしまっている子がいますから、私たちの学校の子供達は、まさに井の中の蛙なのです。一人アンダーレシーブが100回も続けられないということは、対人パスに切り替えたら10回とか20回で終わるはずです。これもまた以前教えてた子供たちは、対人パスをやらせれば、ノーミスで 1000回、2000回は当たり前の技術をもっていました。そこまで行っても、都大会に出られないことがあります。これが東京都の小学生バレーボールのレベルです。つまり、毎年毎年日本一を目指してどのチームも練習していますので、都大会に出るチームは、他の県に行けばベスト4レベルにはいけるくらいの力があるということです。
私がバレーボールを指導し続けているのは、そのような高いレベルの子供達の意識革命をしたいからです。地元にいるだけでは決して体験することのできない、違う世界を感じさせてあげたいのです。

夏休み練習も1/3終わりました。残り2/3で どこまで行けるか、休まずに練習に来る子は、間違いなく次の高さの ステップに行くはずだと思っています。
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