地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

広島お好み鉄 (7) 広電の旧型車!

2006-10-03 00:11:37 | 路面電車


 可部線での撮影を終えて広島駅に戻ってきたのは夕方の5時過ぎ。しかし、日が長い季節で (すみません。7月上旬の撮影が今頃のアップになってしまいました ^^;)、指定券を購入してある新幹線の発車時刻も6時半過ぎであったことから、広島駅前で少々広島電鉄を撮影してみました。
 そして……激しく行き交うクルマに全く負けることなく、それこそ洪水のように路面電車が頻繁運転している光景に、これまで広島といえば修学旅行で原爆ドームを訪ねたことしかない私は心底圧倒されてしまいました!! とにかく電車が数珠つなぎ!! 
 ただ意外だったのは(もとい、自分の無知を思い知らされたのは)、思いのほか広電は新しい電車が多く、シブい古典電車はそれほどたくさん姿を現すわけではないという事実です。「全国路面電車の博物館」という、かつて盛んに言われたイメージを期待して訪れますと、既に置き換えが活発に進められ、Green Moverが大手を振って通り過ぎて行く光景に、良くも悪しくも裏切られまくり (^^;)。「こ、これが広島電鉄の実力か……!」と認識を新たにせずにはいられません。



 そんな中、カブりまくる車に悪戦苦闘しながらも何とか撮影に成功した旧型車の画像がこの2枚 (^^;)。元大阪市電の750形と、元京都市電の1900形です。どちらもオリジナルの美しい塗装に身を包んで、惚れ惚れとするような姿! それでいて乗客を満載し、車齢を感じさせない大活躍をしている光景に、思わず胸が熱くなりました……。
 今回は、このあとお好み焼きを賞味して新幹線に乗るという予定があったため、広電初乗車は果たせませんでしたが (^^;)、次に訪れた際にはオリジナルの連接車 (デザイン的には、Green Mover以外は新型車でも被写体として個人的にオーケー ^^;) も含めて、広電を隅から隅まで堪能したいものだ……と思っています。