地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

都営5200形引退記念・西馬込車庫公開

2006-10-28 20:57:50 | 都市民鉄 (首都圏)


 暑いくらいの秋晴れとなった今日、都営浅草線の西馬込車両基地にて、1形式1編成の孤高のステンレスカーである5200形の惜別を兼ねた公開イベントが行われました。普段は余程のことがない限り、人が多いイベントには行きたくない私も、5200形のみならず北総7000系、京急1000形、京成3200系「開運号」片開きバージョンといった昭和50年代までの超豪華ラインナップが揃うとなれば、黙って見過ごすわけにも行きません (^^;)。そして訪れた結果は……実にうまい具合にステンレス製の5200形と北総7000系、そして京急1000形と京成3200系が隣り合わせに配置されるという粋な計らいもあって、大満足の撮影となりました (^o^)。少なくとも、ステンレスの2編成は最早風前の灯火であり、京急と京成の2編成も遅くとも数年後には消滅してしまうと思われますので (T_T)、本当に貴重なひとこまになった、と思います。いや~行って良かったです!



 しかし、ここにたどり着くまでが本当に苦心惨憺……。一応、同じことを考えそうな人は多いだろうと思いつつも、恐らく訪れる人の大部分が限定パスネットに並ぶと想像されたため、撮影会が始まる約1時間前に着けば余裕だろう……と思いつつ朝9時半過ぎに着いてみますと、全ての来客がまず1列に並ばされており、一体何時整理券を入手できるかも見当がつかず、すぐに撮って帰るという目論見はあえなく崩壊……(-_-)。最初からパスネットの列と撮影会の列、それに記念切符の列を分けてくれれば、もっと早く撮影会の整理券を入手できたと思うのですが……(-_-)。
 というわけで、朝9時半過ぎに並んで、12時からの撮影会までの待ち時間は2時間半! まさか、小田急9000形さよなら撮影@唐木田よりも待たされるとは思わなかったです。パスネットの枚数といい、かなり悠長な撮影会の計画といい、これだけ趣味的に注目度の高い車両が揃い踏めば、これまでの車庫公開と同じ要領では全然間に合わないことが予想できそうなものですが……やはり難しいものなのでしょうか (-_-)。