地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

箱根登山・湯本~入生田間回送列車

2006-10-20 21:29:00 | 地方民鉄 (東海道)


 ここのところ当ブログにおける地方私鉄度が下がってしまいましたが (なかなか遠出するヒマがないもので……ToT)、たまにはということで、甥っ子誕生日プレゼント用の箱根登山プラレールを求めて箱根湯本まで行った際の感動のひとこまをアップしてみたいと思います (もう1ヶ月以上前の話になってしまいましたが……^^;)。
 箱根湯本駅で肝心のブツを購入したあとは、再び急行相模大野行きに乗り、そのまま小田原まで戻るつもりだったのですが、何とその急行の発車直前、先刻まで入生田の車庫の中で昼寝をしていたはずの2000形が小田原方面からやって来まして、そのまま強羅行ホームに入って客扱いを始めました。
 こ、これは……車両交換スジ!



 周知の通り、この3月のダイヤ改定以来、小田原~箱根湯本間は箱根登山の線路と言っても全ての列車が小田急車によって運用されるようになり、箱根登山の電車の運用は湯本~強羅間に限定されてしまったのですが、車庫は相変わらず入生田にあるため、入生田~湯本間に限って名物の3線レールが今も活用されています (小田原~入生田間の設備は錆が浮いた状態……-_-;)。
 しかし、具体的にいつ出入庫するかは勿論時刻表に載っているはずもなく、3線レール上を走る登山電車の姿は非常に捉えにくいものになってしまいました。その時間が期せずして分かってしまうとは!
 そこで、1編成が出庫した以上、必ず別の1編成が入庫するはずだ……と思いまして、しばらく入生田で待ち構えたところ、約1時間後にモハ1形×2+モハ2形の3連が堂々たる姿を現しました! もちろん、希少な運用ともなれば、1000・2000形のいずれかでも良かったのですが、やはり旧型車3連でやって来ますと喜びもひとしおです (*^O^*)。行先表示も何もない、シンプルな姿がまた素晴らしい!!
 まあ欲を言えば、非常に厳しい逆光ではなく薄曇りぐらいが良かったのですが、ゼイタクを言ってはいけないでしょうね (^^;)。
 というわけで、今後も箱根に1泊旅行に行くときなど機会を見つけて、この超レアな運用を記録して行こう……と心に誓ったのでした。