ダークグリーンを身にまとった撫順の日本製古典凸型電機、そして伊豆急8000系にご出演頂いたところで、友情出演として (?) 日本に残る貴重な緑色凸型電機・東急ED301をご紹介しましょう!
このED301は、第二次大戦末期の1944年に豊川鉄道が購入した直後、鉄道省による買収 (→飯田線) で国鉄所属となり、さらに伊豆急を経て1994年に東急に入線したという、まさに地味~な流転の生涯を送ってきた車両ですが、最後の安住の地となった東急長津田工場では日々ステンレスカーの入換に従事し、何とも言えず濃いぃ編成で恩田を訪れた者を楽しませてくれます (*^o^*)。↑は伊豆急向け改造中の8000系をゴロゴロ転がしているところです。
そしてこちらは……正門脇の留置線で、柔らかな新緑に包まれながら昼寝をしているシーン。パンタを畳んではいますが、見ているだけで癒される光景です (*^^*)。
今や「カラス」ことデキ3021、そして名車の誉れ高いデハ3450形・3498号を改造したデワ3043と同様、長津田工場の備品扱いで車籍を失っているED301ですが、とりあえず置き換えの車両候補などどこにも見当たらず (?)、今後もしばらくは元気に活躍を続けてくれることでしょう!
但し……長津田工場の入換は「行けば必ずやっている」というものではなく、全く動く気配がないのもしばしばですし、ED301が動くとも限りませんので、悪しからず……。