
熱海駅では役者揃いの伊豆急に注目するのも面白いのですが、もう一つ重要な存在として、近い将来の消滅がアナウンスされている静岡の113・115系に注目しないわけには行きません!
基本的に、丹那トンネルを越えて熱海まで姿を現す静岡の車両はそこそこ頻繁運転ですので、撮影機会が割と豊富なのは有り難い限りです (^_^)。但し、時間帯によっては211系ばかり立て続けに姿を現す時間もありますので要注意! そして、これから313系の投入が本格化すれば撮影効率も確実に下がるでしょうから、やはり早め早めが肝要でしょうね……。
個人的に今回特に着目したのは、113系の4番線入線シーンです。熱海で折り返して静岡方面へ向かう列車のほとんどは3番線に入線しますが、その3番線が塞がっている間に三島方面から到着する列車がある場合には4番線へ通されます。そのような4番線到着の静岡車は毎日5往復しかありませんので (熱海駅の掲示による)、113系がこのように何気なく入線すること自体、最早極めてレアな光景なのです……。
それにしてもこのクモハ113、正面の左右のHゴムが色違いですね (汗)。

いっぽう、熱海駅ではまさに過渡期を象徴する光景として、国府津のヨ231と静岡の113・115系が邂逅するシーンを日常的に目にすることが出来ます。特に、伊東行と静岡方面行が同時に発車すると、↑のような光景も(かなりまぐれではありますが)展開します。普段はまず「走るんです」シリーズの車両にはレンズを向けない私も、このときばかりは記録として思わず激写してしまいました(もちろんメインは113系ですが。笑)。
「走るんです」シリーズは、以前東急5050系の甲種回送シーンでも取り上げたことがありますが、ヨ231が拙ブログに出演するのは……多分これが最初で最後かも知れません (^^;;;)。
それにしても、個人的に東海道の113系と言えば、やはり東京口を11or15両で堂々行き交うシーンが一番印象に残っていますので、3両という静岡エリアでは珍しくない編成でもやはり短く感じますね (^^;)。その一方で朝夕のラッシュ時を中心に7・8両編成も走っていますので、これもそのうち是非、と思っているところです。