
昨日ネットを散歩していたところ、いくつかのサイトにて「渋谷駅前に車体をカットされた東急5000系が!」という話題を目にしました。そこで私は当初「な、何事だ!」と思ったのですが、考えてもみれば渋谷を本拠と位置づける東急が渋谷駅周辺の環境整備に大いに力を入れており、その一環として東急史上最もエポックメーキングで多くの人の記憶にも残っている5000系をモニュメントとして飾ることにしたのだろう……ということで、まだ設置工事中と思われたもののいてもたってもいられず、今日の昼前に渋谷を通ったついでに途中下車してみました。
すると何と……既に覆いは取り払われて、カットされたデハ5001が緑色の艶やかな姿を見せているではありませんか!!

どうやら私は、午前中に行われたばかりのお披露目式の直後に通りかかったようで、↑こんな感じで記念写真を撮っている関係者の皆様の表情もちょっとスナップさせて頂きました (^^;)。天下の(?)渋谷駅前の歴史に新たな一頁が開かれた瞬間に出会うという、何とも超偶然かつラッキーなひとときに居合わせてしまったようです。正式名称は「ハチ公前広場モニュメント」のようで、車内(入れます!)にある渋谷区長挨拶パネルによりますと、これは東急車輌に保存されていたデハ5001のホンモノ……。渋谷区が東急から寄贈を受けたとのことです。
それにしても、場所柄シブヤ系の○キ共に落書きされたり荒らされたりしまいかと心配……ではありますが、一応交番が目の前にありますし、どうやら警備員も配置されてもいるようですので(わざわざ雇うところがスゴい……)、多分大丈夫なのだろうと信じたいです。
むしろ、心の中でどこか遺憾なのは、何故これほど貴重な5000系トップナンバーをBトレインショーティーみたいなカットモデルにしてしまったんだぁ!ということですね……。小田急であれだけ歴史的な車両が保存されているというのに……(-_-)。こういう場所にちょうど良さそうな車両は岳南富士岡に複数転がっているではないか……とも思います。