昨年の東急版「鉄道の日」パスネットは、元住吉での8000系3並び (伊豆なつ・8039F・歌舞伎) という涙モノの組み合わせでしたが、今年のパスネットも二子新地で撮影された田都8500系と大井町線8090・8500系という組み合わせ! この連休、心憎いばかりのファンサービスに歓喜された方も多いのではないかと思います (^^)。
そして、東急が8000系列を前面に出して来るということは、今後も8000系列の目まぐるしい動きが続くことを示すサインとしか思えないわけでして (@_@)、当面は東横線の残り3本となった8000系がどうなるのか、そして8694Fが何時から田都運用に入るのか (その代わりに、9月最終週にひっそりと離脱した8611Fに続いてどの編成が離脱するのか) ということが焦点となるのでしょう。
そこで今日は、当面の注目編成である8694Fの、東横線時代最後の活躍風景をレタッチしてみました。
個人的に申しまして、東横線沿線に住んでいた頃は8090系はまだ出現しておらず、80年代に登場した8090系の下ぶくれスタイルは長い間どうも今ひとつ馴染めなかったというのが正直なところです (^^;)。しかし、東横線8000系の減少があらわになって以来余りゼイタクも言っていられなくなったことに加え、8000系を撮影するべく線路端やホーム先端などで待ち構えていれば8590系も自ずとやって来ることから、ここ2~3年のあいだ東横線に通って撮っているうちに、次第にその「過渡期の少数派っぽさ」が放つ魅力を感じるようになった次第です (^^;;)。
というわけで、特にダイヤ改正以後昼間の8000系列の運用が消滅することが明らかになって以後、8590系の撮影にも力が入りました。特に、都営6300系と並走しながら武蔵小杉~新丸子間を行くシーンは、8590系を東横線で撮影した一番最後のカットです……。ダイヤ改正以後。目黒線の行先表示も種別併記となりましたので、その点でも貴重な (?) 記録になったなぁ……と思っています。