地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

走れ山スカ (1) 秋の「ホリ鎌」運行開始

2006-10-12 07:08:28 | 国鉄型車両


 先日熱海駅で消え行く静岡113系を撮影したことで、改めて各地の現存113・115系の動向が急に気になって来ました。しかも、私は普段私鉄派で、辛うじてヒマが出来たときには思いつくとすぐに私鉄沿線に繰り出してしまうため、敢えて気が付いたときにすぐに行動しないと、最早貴重になりつつある113・115系を記録する機会を逃してしまいかねません (^^;
 そこで去る連休、1日だけあった撮り鉄の時間は、ホリデーパスを久し振りに購入して中央線115系に振り向けることにしました。
 とは言え、横浜で東急の「鉄道の日」パスネットを確保した後で最初にやって来たのは逗子駅 (笑)。まずはここで、豊田区M40編成の麗姿を捉えることにしました! 鎌倉駅で客を降ろしたあとも幕は快速表示のまま、春に新調したHMも輝かしく、ゆっくりと折返用側線(東急車輌からの甲種輸送時にもお馴染み)に進入するスカ色の美しさよ……!



 逗子駅に到着した115系は、このあと夕方の出番が来るまで一旦長駆して品川まで回送されるのですが、それまで約30分ほどのあいだ、しばし潮風交じりの風景の中で一休み。この連休は大雨一過、空気が非常に澄んでいたこともあり、スカ色がいつにも増して美しく感じられたのは気のせいでしょうか……(*^^*)。
 しかも、このときに限って非常にラッキーなことに、大雨の影響が残っていた千葉支社管内でダイヤ乱れが続いていた影響で、いつもであれば手前の3番線を塞ぐ列車が運休となってしまいました (^^;;)。というわけで、銀色の風船玉に遮られることなく、ゆっくりとスカ色115系との無言の語らいを楽しんだことは言うまでもありません……(^o^)。
 そんな115系豊田区M40編成が常連となっているホリデー快速鎌倉号、今年の秋の運転も今月に入ってから始まりました。撮るのも乗るのもお薦めです (^^