今年も早いものでもう9月。酷暑も一段落して初秋の雰囲気が漂いはじめ、絶好の撮り鉄シーズンとなりつつありますが、そんな季節の到来を告げるかのように、オレンジ色の秩父鉄道1000系が走り始めました! しかも、その後公式なアナウンスがありました通り、1000系の国鉄色復活の目的は鉄道博物館オープンを記念して、「昭和の国電」テイストを演出しようというもので、他にも総武カナリア色・京浜東北スカイブルーが加わるとのこと!! これはもう問答無用で、昨年の初冬に出現した「なんちゃって京浜東北」関鉄青キハのお株を奪ってしまいますね!
そんなオレンジ1000系、熊谷=影森間の臨時急行スジでお披露目をしましたので、まずは急行+影森幕のレアな組み合わせを楽しんでみました (*^O^*)。
前日までは、まず自宅を初電スタートで広瀬川原に向かい、出庫する一部始終を撮ろうと思ったのですが、既に熊谷に回送されていましたのでこの計画はボツ (笑)。いったん影森に向かい、ヲキや一般の車両を撮ったのち、一日乗車券を活かして再び長瀞まで戻り待ち構えました。赤い字の「急行」表示に影森行の表示も凛々しく……ついに前パンを振りかざして堂々登場!! \(^O^)/
ただ、この時点では数分遅れで運転していたため、「約4分の停車時間を使っていろいろなアングルで撮ろう」と思案して長瀞を選んだ目論見は無意味に……(-_-;)。でもまあ1カットを決めましたので、さっそくこれに乗車しましていざ影森へ! しかも、途中黒谷では西側の上下副本線(ふだんはもっぱら貨物・鉱石列車のみ使用)を通過するという特典つきです (^_^)。所詮臨時急行ですので速度全開というわけには行きませんが、この色でこの走り……まさに昔の中央快速です。
影森では折り返し時間まで留置線で昼寝ですので、速攻で三峰口寄りの踏切へ行き、「影森」幕のまま引き上げて行くシーンを撮影しました。このとき、ホームには下車後そのままとどまっている「鉄」が30〜40名……(見えませんけど ^^;)。初めて影森駅を訪れて以来24年、武甲の山裾に静かなヤードが広がるこの駅の島式ホームにこれほどの撮り鉄がいる状況は、かつて想像だにしませんでした (爆)。あの頃は元小田急の800形が留置線で休んでおり、「みつみね」の115系や東武8000系が行き交っていたものです (遠い目)。