しばらく中断していた北海道シリーズ、ぼちぼち再開です (^^;
札幌市電を撮影した日の夜は、札幌駅にほど近いビジネスホテルに泊まっていたこともあり、駅でのバルブ撮影に興じても良かったのですが、翌朝は早いので早々に眠ることにしました。その早起きの目的のひとつは、札沼線 (学園都市線) で毎朝頻繁運転されるDCの長大 (?) 編成を撮影することです!
とくにその最大の見どころは、51系客車をDC化したキハ141系列の大活躍! 正面こそ小田急9000形 (または東武6050系?) 風に改造されていますが、側面は種車の雰囲気をそのまま残しており、かつての51系客車によるラッシュ輸送もかくや……と思わせるような5or6両の編成美を満喫することが出来ます (*^^*)。しかも、贅沢なつくりの高架を含めた見事な複線を、こんな編成がピーク時10分間隔で行き交うのですから……都市型非電化路線ファンにとってはたまりません。関鉄常総線の朝の4連はちょうど2年前のTX開業とともに消滅していますので、DCの長編成通勤列車が非電化複線を闊歩する光景は日本広しといえどもここだけです。
札沼線複線区間の非常にありがたいところは、恐らく除雪した雪を積み上げるスペースを確保するためだと思われますが、線路の両側にかなり広い空間が確保されていることです。このため、対向式ホームから反対側の線路をゆく列車を撮影するという常道パターンだけでなく、自分が立っているホームに進入する列車についても、側面をかなり多めに入れながら撮影することが出来ます。まあ、通勤通学客が埋め尽くしている札幌行ホームでこんな撮影をしているのは私だけですので、小っ恥ずかしかったことは言うまでもありません (爆)。
そんな札沼線の主力・キハ141系列、細かな違いによりキハ141・142・143、そしてキサハ144と細かく形式が分かれていますが、とくにキサハ144に乗ってみれば、エンジンがなく静かな走行音はまさに50系のノリ! (^_^) 恐らくいずれはキハ201に置き換えられてしまうかも知れませんが、ここも札幌市電の旧型車と同様、札幌を訪れるたびに足繁く通いたい路線です……。
そこでさらに超妄想……レッドトレイン復活を希望! え……顔が違うって? 秩父1000系だって前パンや分散クーラーなど、国鉄時代とは大幅に違うのですから、このさい気にしません。側面の雰囲気が重要なのです (有り得ない……^^;;)。