地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

北の国鉄型めぐり (11) 781系ライラック

2007-09-17 22:57:57 | 国鉄型車両


 北海道撮り鉄紀行の舞台が函館本線に移ってきているということで、忘れるわけには行かないのが781系「ライラック」でしょう。「すずらん」と同様「ライラック」もこの9月限りで781系の運用が終了することになり、しかも「ライラック」については789系1000番台化とともに「スーパーカムイ」となってしまいます……。と言いつつ、実は個人的に「ライラック」には乗ったことはないのですが (^^;)、やはり781系と「ライラック」という名称の組み合わせは長らく北海道の電車列車を最も代表する存在だったはず (90年代以降は「スーパーホワイトアロー」かも知れませんが ^^;)。そこで、今回の訪問では781系「ライラック」も最も重点を置いて撮影したのでした。とくに、「ライラック」は「すずらん」と異なり、札幌方の先頭車がUシート化されており、塗装も独自の赤+青紫色帯ですので、独特の印象があります (^_^)。



 1枚目の画像は苗穂=白石間での撮影。手前から2本目の千歳線を行く「すずらん」と比べて、一番手前の線路を行く「ライラック」をきれいに撮影する場所を探すのは難しそうだなぁ……と思ったのですが、幸いにして線路脇の柵と空き地の間が踏み固められており、なかなか良い感じで撮影することが出来ました (^_^)。まあ誰でも考えることは同じなのでしょう (^^;)。但しこのアングル、長い編成は確実に保安機器や架線柱などにひっかかってしまいますので念のため (^^;;
 いっぽう2枚目は光珠内にて。滅多に列車が入線しない中線ホームから安心して撮影できます (^_^)。夏草に覆われたホームや緑濃い周辺の風景もムード満点ですし……。出来れば、雪煙を激しく立てまくりながら爆走するシーンをここで決めてみたかったですが、時はすでに遅し。やはり北海道は遠く……趣味活動もなくなることが分かる前から丹念に巡礼しなければならないことを改めて思い知らされたのでした。