先月末の関鉄常総線訪問は、偶然やって来た青キハに大喜びしたのもさることながら、登場まもないタラコ色(国鉄首都圏色)のキハ101が最大のお目当てだったことは言うまでもありません! お披露目となった9月15日のイベント走行は韓国出張の初日につき撮影できませんでしたので、約半月遅れた平日休みが初見参!
青キハが水海道で折り返して行くのを見送ったのち、駅北東側でキハ101の到着を待ち構えていたところ、公式HPでの告知通り、12:03に本当に姿を現しました!! カーブを曲がって駅構内の直線をしずしずと進むタラコ様の御姿は、スカートとクーラーを除けば本当に、1980年代の国鉄非電化路線 (そして、90年代半ばに電化するまでの八高線) で見られた懐かしい雰囲気がそのまま!! (*^O^*) 「うをーっ、素晴らしすぎる!」と内心で絶叫しながら、ファインダーの中を迫り来るキハ101を追い続けたのでした (爆)。側面のサボ受けに差し込まれた、黒地に白字の毛筆体サボもシブ過ぎます……。
この後は、下館行きとして折り返すタラコ様に乗って楽しむという選択もあったのですが、少々待てば再び青キハが取手から戻って来ることが分かっていましたので、発車シーンを撮影することにして乗車はいずれの楽しみに (^^;)。水海道13:00発の下館行に乗って騰波ノ江まで向かいました。
関東の駅100選に選ばれている騰波ノ江駅は、開業時から変わらない年代物の駅舎が素晴らしいの一言ですが、今では無人で老朽化が著しいのも否めない事実です。いつ突然建て替えられてもおかしくない中、健在ならば有り難い……と思っていたところ、あくまで古い駅舎のままでしたので一安心! 待つことしばし……完璧な順光の中、タラコ様が騰波ノ江駅に姿を現しました!! この組み合わせは、まさに昭和の良き時代そのもの!! 「キハ30・35なんてマジで超ボロっちいなぁ……モケットを爪で弾けばホコリが湧いてくるし (本当です)……」とブツブツ文句を言いながら、草創期の青春18きっぷで旅をした中学・高校時代の記憶も、いつしかたまらなく愛おしい思い出に変わり、それが今、目の前で本当に再現されているのですから、これぞ趣味冥利に尽きるというものです! \(^o^)/
こんな感じですっかりハマッてしまった関鉄のタラコ様・キハ101ですが、惜しむらくは平日主体の運用となっており、休日は夕方・夜間しか走らないことでしょうか。個人的には幸いにして平日休みを確保できますので、今後は筑波山をバックに快走するシーンなどもじっくり撮影してみたい……と思っています。
ただ、関鉄といえば近々、常総北線の単行ワンマン用車両・キハ2400を2両増備するとか。それが果たして増発用なのか、それともキハ101・102の置き換え用なのかは現時点では分かりませんが、もし後者だとすれば、残り時間は限られている……ということで、常総線に通う頻度を上げなければならないですね (汗)。