早いもので秩父1000系スカイブルーお披露目運転から10日が過ぎてしまいましたが、この日はメイン・イベントである国鉄色1000系撮影のついでに、臨時急行の直前・直後にやって来たパレオエクスプレスの撮影も楽しんでみました。
SL撮影を「ついで」とは、SLファンの皆様からお叱りを受けてしまいそうですね (^^;)。でも正直申しまして、物心ついた頃には横浜界隈からSLの姿は消え、幼稚園児の頃に通常の営業列車としてのSLは完全に消滅しましたので、自ずと鉄道趣味も電車や気動車が中心となり、SLへの思い入れは薄いものにならざるを得ません。その後復活した各地のSLを追い回す資金・時間も、なかなか確保できませんし……。
それでも、山々にこだまする豪快な汽笛の音が次第に近づいて来るのを待つのは、やはり最高に楽しいものですね (*^^*)。ファインダーの中を迫り来る勇姿に酔いながらも、何故自分はもっと早く生まれてこなかったのだろうか……という、釣掛式電車を追いかける際に抱く思いにとらわれずにはいられないのでした。
この日のパレオエクスプレスは「鉄道の日」記念HMを装着し、ひときわインパクトある姿で迫って来たのですが、何ともはや天気暗過ぎ! 黒とダークグリーンの編成を、シャドウを潰さずに写すためには、一体露出をどう決めたものか……本当に悩みました (-_-)。ただ、それもパレオエクスプレス撮影においては恐らく小さな悩みなのかも知れません。何故なら……窓から手や顔を出しているヤツが多過ぎるからです……(-_-;メ)。しかもこの日の客に至っては、何と車窓から「おし○かじり虫」の人形をニュッと突き出している始末 (爆)。余りにも悔しいので、レタッチには念を入れ、車窓の外にはみ出している全ての手や顔は消去させて頂きました……。本来は禁じ手ですね……悪しからず。まぁ取りあえず個人的には、執念が実って気分爽快だったりします (^^;
ちなみに2枚の画像はどちらも影森付近での撮影ですが、SLにとっては余りムードが出ない場所ですね (^^;)。特に三峰口行発車シーンは煙がスカスカですし……。もっと他の場所での記録を強化しないと……(^^;;