ここのところ当ブログでは北海道や韓国など、首都圏から見て遠いところの話題が多くなっておりますが、もちろん近場の魅力的な車両を脇に置こうというわけではございません。むしろ……北海道では711系にどっぷり漬かり、秩父ではオレンジ1000系にハマってしまったことから、伝統の国鉄色と国鉄顔をともに備えた車両へのとめどない渇望が……(爆)。
そこでふと思い出したのが「すぐ近場の千葉支社スカ色113系を、じつは最近ロクに撮っていない!」という冷や汗モノの事実です。というわけで、韓国へ出張する1週間前、ふと「韓国鉄道博物館でスカ色に興奮する前に、日本の正宗スカ色を楽しんでおこう!」と思い立ちまして、「もし飛行機が落ちたらこれが今生の撮り納めじゃ」という悲壮な覚悟とともに (ウソ) 千葉へ向かったのでした。早いもので1ヶ月以上前の撮影ですが、秩父国鉄色まつりとあわせてアップしてみましょう。
千葉で総武快速を降り、先発の外房線113系に乗り込もうとしたところ、隣にはやけに長い編成が……。そこで思い出したのが、真っ昼間の内房線を堂々10両編成で往復する運用の存在です! さっそく本千葉で下車し、目出度く激写したのが↑のシーン!! (*^O^*)
それにしても、同じ時間帯の内房線や外房線では4両編成の列車も珍しくない中、何故1運用だけ10連で運用されるのか、真相はさっぱりナゾです (^^;)。ただ、乗る際にこの運用に当たれば最高にラッキーなわけでして、ガラ空きの車内でボックスシートを独占しながら113系のデンジャラスな走りを堪能するひとときは……心からの幸せを味わえます (爆)。もちろん、撮影しても幸せ度は200%! 何故なら、サロが連結されていないことを除けば、かつての横須賀・総武快速線基本編成とほぼ同じノリを味わえますので……。
このほかの昼間の113系はほとんどが4両か6両編成で、たまに8両編成が現れるといった感じでしょうか (詳しくは市販の『普通列車編成両数表』をどうぞ)。短いなら短いなりに大いに楽しめてしまうのも幕張スカ色113系の魅力ですし、非ユニット窓車は既に消えてしまったものの (T_T)、0番台・1000番台・1500番台・2000番台……それぞれの微妙な雰囲気の違いを味わうことも出来ます。個人的にはアンチクライマー付のクハが来ると大喜びですね (^_^)。