地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

北を駆けるDL牽引コンテナ列車

2007-10-26 10:33:53 | 貨物列車


 機関車の話題つながりで、未だに続く夏の北海道シリーズでもこのネタを (^^;)。
 北海道の幹線で撮り鉄をするにあたっては、一見地味ながらも最高に迫力満点な楽しみとして、鷲別機関区所属のDD51やDF200が牽引する貨物列車を見逃すわけには参りません (*^^*)。DD51については、最も有名な運用として常紋峠をむかし重連・いまPPで越える石北線直通の臨貨があり、いずれ石北線内でも是非撮ってみたいものだと思うのですが、晩夏から春にかけての期間限定につき、7月末に走っている保証は全くなし (実際遭遇出来ず)。そこで、見たところこの時期一番DD51の運用が多そうだなぁと思ったのは、本輪西に出入りする石油タキ列車。ただし、室蘭線で撮り鉄できた時間帯には列車の設定がありませんでした (苦笑)。
 そこで、今回の北海道訪問でJRF所属の赤いDD51を撮影したのは、北旭川発札幌貨物ターミナル行の1080レのみとなってしまいました (^^;)。撮影場所は、これまでご紹介した通り、約3時間粘った光珠内駅。最後尾の2車以外びっしりとコンテナが積載された堂々たる編成をファインダー越しに眺めていますと……余りにも圧倒的な迫力で、思わずシャッターを切り忘れそうなほど! (*^^*)。旋回窓付きの赤いDD51……その魅力に今さらながらハマってしまいそうです (^^;



 いっぽう、今や北海道の貨物列車を象徴する存在となった感があるのがDF200です。北海道の山を歩いたことがある身として、ヒグマは正直申しましてこの上もなく恐ろしいのですが、こういう赤い熊でしたら大歓迎! DD51の活躍の舞台を狭めている憎まれ役ではあるのかも知れませんが、そのことを脇に置けば、重厚かつ引き締まったボディで長大なコキ列車を牽引する光景はまことに圧倒的なものがあります (^_^)。え……この列車は短いって?……スミマセン (汗)。虎杖浜での撮影中にやって来た3076レ (宮城野行) は随分と身軽な編成だったもので……。
 ともあれ、DD51・DF200ともども、今度は降り積む雪を激しく蹴散らしながら豪快に走るシーンを激写してみたいものです……。