地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ南武鉄道モハ100を魔改造する (下)

2009-09-14 07:15:00 | 超へっぽこ模型製作


 ますますラインナップが増えて行く鉄道コレクション。富山ライトレールのようなLRTシリーズには個人的にほとんど食指が動かないのですが (^^;)、私鉄の古き良き車両シリーズとして京王5000系の譲渡車が第11弾にラインナップされ、旧型国電シリーズとして70系が出るほか、関西私鉄の特製品として南海「角ズーム」・阪神ジェットカー・阪急1300系のリリースが予定されているなど、いや~まさに百花繚乱、財布を空っぽにせよ!という感じですね (^^;
 こうして泥沼にハマるにつれ、買ったのは良かったものの今ひとつツボにはまらず、フリーランス改造候補や塗り直し候補として死蔵されるブツも増えて行くわけで……。勿体ないので何とかせにゃならぬ!と思うにつけ、加工に割ける時間が足りないのをもどかしく思うばかりです (苦笑)。
 というわけで、去る6月13日付の記事にて扱いました、鉄コレ第2弾・南武鉄道モハ100タイプと河合タキ5450タンク体の流用によるナゾ電製作も、多忙の連続の中で完全に頓挫しておりました (汗)。しかし「放ったらかしてはいかんなぁ……早くヘロヘロな完成姿を見たい」と思いまして、インドネシアからの帰国後少しずつ作業を進め、このたび目出度く完成しました~。



 とは言っても、製作するのも備忘録を記すのも所詮は自己満足。こんな身も蓋もないシロモノでスミマセン (^^;)。単にざっくりと無蓋車風に切断した車体をヤスリで磨き、運転室との間にはプラ板でパーティションを設け、拙へっぽこ模型工場(というほどのものでもないか……^^;) 入換車の標準塗装となりつつある撫順色を塗り……それだけです、はい。タンク体を装備した状態では散水車兼用という設定ですが、タンク体をパカッと外して電動無蓋貨車とすることも出来ます (笑)。
 初心者のヘロヘロ工作による工夫度ゼロな工作ではありますが、我ながらこうして眺めてみますと、国鉄のクモル・クルや、私鉄の電動貨車が活発に走っていた時代が思い出され、懐かしいですね……。そのうちGMの旧国キットや別売パーツなどを使って、配給電車黄金時代を再現してみたいものですが、こうして無蓋電車にしてしまいますと自走出来ないのが残念ですね~(^^;
 とりあえずは、前に同じく南武モハ100タイプを素材として製作した「強力 (?)」電動貨車と並べて悦に入っておりますが、さて次は何を種車にして、どんなデザインのヘロヘロ入換車シリーズを作ろうかなぁ……と (^^;)。