ボゴール電車区を拠点とする東急8500系のうち、とりわけ8610Fは連日連夜エコノミーECとしてジャカルタとボゴールの間を往復する過酷な運用に入れられ、車体の表面も車内もかなり汚れ、一部の窓ガラスも外れかかって痛々しいなぁ……と昨年の初訪問時に思ったものです。しかし、今年に入って8610Fは検査を受け、ピカピカな姿を取り戻しました♪ もっとも、運用自体は相変わらず朝から晩までエコノミーACとして走っており、来年の今頃にはまた結構ボロボロになるのではないか……と懸念しなくもないのですが (汗)。
そんな8610Fの最大の変化は、やはり何と言っても帯色の変更でしょうか。検査前は、8039Fと同じくブルー濃淡の帯を巻いており、とくに正面の塗り分けは繊細な雰囲気が好ましかったのですが、最近デポックで検査を受けた編成は軒並み青と黄色のやや大味な (?) 印象のデザインとなり、私もネットで登場直後の姿を見て少々ガッカリ (^^;)。いやその……警戒色としての帯色とデザインとしての帯色を何とか両立させようとしていることは理解出来るわけでして、なかなか悪くないはずなのですが……やはり前作がとにかく名作だっただけにどうしても見劣りを感じてしまう次第……(汗)。
それはさておき、デハ8510は未だに日本時代の幕を装備しているようですが (1枚目)、巻き切って白い布地が出てしまっており、昇天している雰囲気……(T_T)。○Kステッカーも剥がされてしまいました。いっぽうデハ8610は○Kステッカーが残っているものの、幕は完全に取り外されています……。8039Fと同様、この編成にも新しい「EXPRES AC」「EKONOMI AC」などの幕を入れて頂ければ嬉しいなぁ……と思っています。