当ブログの200万アクセスに華を添えるべく豪華車両を撮影!というわけでは決してなく、単にタイミングが重なったに過ぎませんが、周知の通り去る土曜日はJREの東京総合車両センター恒例の一般公開があり、事前に告知されていた高崎機関区のDD51 842に加え、ここで保存されているEF58 61が並んで展示されました。
この日、私は川崎近辺でとある超マイナーな車両(改めてアップします)を撮影していたのですが、昼前後は時間に余裕があったことから「そういえば今日はJRE大井町祭りか。ただでさえ死ぬほど暑いのに加えて人人人……でヘロヘロになりそうだけど、まぁDD51をちょこっと撮ってすぐに退散すれば大して時間と体力のロスもなかろう」と思いまして、京浜東北線に乗って大井町へ。すると……何ざますか、開場から約1時間過ぎているというのに、列が延々とJRの社用地内道路の奥まで行って折り返すほどとは……(@_@)。しかし、列そのものは流れているため、しばらく炎天下に耐えればさほど時間も食わずに入れるだろうと予想したところ、大井町駅改札から正門まで約20分でした。
ちなみに、ここまで猛烈に暑いにもかかわらず、来場者は横入りすることなく、最低限の警備・誘導人数で列が整然と流れていたのは……見事の一言に尽きます。「これぞ日本の美徳。GDP世界2位上昇と自惚れている某キターイ国では永遠に有り得ないぜ! もっと自信を持てよ日本人!」とミョーに熱くなってしまう私だったのでありました (^^;←この段落に関するコメントはご遠慮を)。
それはさておき、正門にて恒例のうちわを頂いた後は(これを何枚配ったかで来場者数をカウントするのでしょう)、「元祖・走るんです」として車番を復元したクハ901-1の姿に「ホントにハリボテだよなぁ……」と思いつつ、脇をスルーしてどんどん中へ。ただでさえ炎熱がこもった検修場内で子供向けイベントだなんて……担当者の皆様お疲れ様です。そしていよいよ車両展示撮影コーナーに着いてみますと……何と!DD51 842だけでなく、EF58 61も展示されているではありませんか! ロイヤルエンジンの競演をこうして偶然かつお手軽に楽しめてしまうなんて、いや~贅沢なひとときです(*^^*)。
まぁ、EF58 61とDD51 842の並びを展示する旨を事前に告知すると撮り鉄の殺到で収拾が付かなくなることから、あくまで訪問者だけのお楽しみということにしているのでしょうか。普段は長時間にわたる撮り鉄の場所取りカオスが苦手ということもあって、この手の車両を撮影することは少ない私ですが、三脚禁止の周知徹底ということもあって非常にスムーズに撮影者が譲り合って入れ替わるこのイベントでは、安心してまったりと貴重な車両を撮影出来るのが嬉しいところです。思うに、ここ1~2年来撮り鉄のマナーが社会問題としてあれこれ言われるようになってからというもの、無用の混乱は避けて譲り合いに徹したいという心理が広まっているようにも思われ、そんな雰囲気が見られたのも素晴らしいことでした……。
この後はEF60 19を一応撮影したものの、両隣が「なのはな」とE217という点は個人的にイマイチ (^^;)。クモヤ143でしたらサイコー!だったのですが、撮影不可な位置に引っ込んでいたのが残念……。旧型国電の残党がことごとく解体されてしまい、その跡地には総武緩行線用E231の中間車 (山手用新4扉車の輸送用に駆り出された編成からあぶれた車両) が放置されていたのも寂しい光景でした……。
まぁ何はともあれ、毎年のように貴重な車両を並べ、膨大な来場者をさばいておられる関係者の皆様には、この場ながらお礼を申し上げる次第です m(_ _)m
正門から入場して30分少々のあいだ、お目当ての車両をパパッと撮るだけでも猛烈に汗が噴き出て来た私は、撮影終了後社員食堂内で黄金色の苦い炭酸水をゲットしてほとんどイッキ飲み (爆)。こうして何とか生気を回復した後は、さらに極限的に鉄板焼き状態な本命スポットへと移動したのでした……。