JRの毎年恒例・春の全国ダイヤ改正まであと一ヶ月少々。とはいえ、個人的には余りピンと来る話題はなく (武蔵野線利用者は今頃お祭り気分なのでしょうが)、もっぱらの関心はどうしても国鉄型車両の動向に向かってしまいます。えぇ……ヲタの片隅にも置けない偏見だらけの人間ということでスミマセン (^^;)。そこで各社の状況を見てみますと、JRCは117系のダイヤ改正前離脱を以て、国鉄鋼製電車の全廃を完了するとのことで、まぁ313系は非常に優秀な電車ですので文句も言えませんが、かつて18きっぱーとして東海道を往来していた頃、大名古屋圏を股にかけて爆走する117系にどれだけお世話になったか分かりませんので、一抹の寂しさが募ることには変わりありません。
そして今後JRC在来線の車両計画は、武豊線電化に関連したDCの転配、及びそのついでに断行されるキハ40系列一掃へと力点が置かれることでしょう。もちろん、313系と同じくキハ75やキハ25も極めてデザインと居住性に優れた車両だと思いますが、今や考えてもみれば外観上原型を保ったキハ40系列は全国的にみても貴重になり (西はN40になってしまいましたし、北や四国・九州でも廃車が進行)、むしろJRCのような資金力豊かな会社のもとで見事なキハ40系列の編成美を楽しめるというのは奇跡的ですらあるとも思いますので、やはりこれは惜しい……。
そこで、早いもので約10ヶ月前の話となりつつありますが (滝汗)、野暮用ついでに中京圏の鉄道各路線を巡礼した際には、美濃太田を拠点とするキハ40系列も早め早めを心がけて記録しておこうと思いまして、こんな感じでキハ48の見事な4連編成美に酔いしれたのでした……(*^^*)。しかも、ラッシュアワーを終えて岐阜から美濃太田に戻るガラ空き4連に乗車しまして、後付け室内クーラーやワンマン関連改造を除いて実に見事に国鉄時代の雰囲気を残したインテリアを楽しみ、ボックスシートに身を委ねながら日本ライン(独逸ライン川の雰囲気に似ているということで名付けられた、木曽川の犬山から上流一部区間のこと)の絶景を愛でたのでした……。しばし雨脚が強くなるなどの生憎の天気でしたが、芽吹いたばかりの新緑が雨露に濡れていっそう活き活きとした生気を放ち、そんな中をクリーム色に湘南色帯のDCがやって来るというのは、それはそれで詩情にあふれていたように思います♪ あ……でもやっぱり曇りや雪の方が100倍ベターですが (ドピーカンは岐阜行きをド順光で駅撮りできませんので×)。
今後は、個人的に未乗の美濃太田~猪谷間 (そして西の猪谷~越中八尾間)を、キハ40・48ではなくなる前に是非……とか (一体どれだけ乗り潰し活動に興味ないのかオレ ^^;;)、久しぶりに多気~新宮間でのんびりとキハ48の旅を……と切に願っているのですが、他にも行きたい場所がゴマンとあるなか、果たして実現するのかどうか (滝汗)。いっぽう、TOMIXの東海色キハ40・48、やっぱ欲しいなぁ……と。しかし鉄コレ攻勢が激しすぎ、置き場所や財布の都合など頭が痛いです (汗)。