東急東横線の渋谷地下化・副都心線との相互乗り入れまで残り約1ヶ月。その準備が最終段階に入っていることは、5050系の一部編成に8連を示すステッカーが貼られ始めていること、ならびに直通運転開始を広くアピールする広告ラッピングが一部編成のドア脇に貼られていることからも明らかです (5050系の車体に「秩父」という字が入っても現実味まるで無ぇ~!^^;)。しかし、残り4編成となった東横線所属9000系に副都心線対応改造が加えられたという話はついぞ聞かず、東横線での事実上のラストスパート状態に入りつつあるようです……。
そんな東横線9000系、ここ半年ほどは撮影のために訪れても、下手をするとほとんどの運用が5050系 (4000番台を含む) という凶運に遭遇することもあり (←その日はY500すらロクに来なかった……-_-メ)、実に8000系の末期と同じくらいレアな車両となっていました。とはいえ最近は走行距離の調整を兼ねてか、日中も出来るだけ運用に入る傾向があるようで、一昨日横浜を訪れたついでに (?) 沿線に繰り出してみたところ、計3編成が早春の日射しを浴びながら元気に快走していました♪ (あ、お目当ては今日アップの2編成だけではありませんので、続きはまた改めて)
とはいえ、完全離脱まで残り約1ヶ月を切り、どのような手順で9000系が離脱して行くのかも知る由もなく、1本また1本と離脱する可能性もあります。加えて、今後沿線にはヲタが集結し異様な雰囲気となることでしょう。それゆえ、こんな感じでまったりと「東横線9000系がそれなりにやって来るありふれた午後」を楽しむ日々は、今回の撮影を以て一足先に終わりを告げたと言えるのかも知れません (泣)。もっとも、5050系4000番台等の10連化作業を3月15日の晩に一気に進めるわけにも行かず、五月雨的に10連化作業が進むと思われる一方、一旦10連化された編成は3月15日まで運用に入れられないことから、9000系残り4本の活躍自体はギリギリまで続くと思うのですが……。
そういえば、その間に忘れずにやっておきたいのは「優等列車に乗って高速走行を楽しむ」ことでしょうか。大井町線9000系が飛ばすのは、せいぜい緑各停時のニコタマ~溝の口間や、早朝夜間の宮崎台前後の区間だけですから……。