以前京阪大津地区の「パト電」をご紹介しましたが、滋賀県警は同じ県下を走る近江鉄道においても「パト電」の勧進元となっています。近江鉄道では他の複数のローカル私鉄と同じく、外部スポンサーを募って数本の広告ラッピング電車を走らせているわけですが、このパト電はベースとなる黒と白のツートンカラーが如何にもシブく (?)、他のどのラッピング電車と比べても「当たり」なような気がするのは私だけでしょうか? 加えて、屋根とクーラーのマルーンレッドが絶妙なアクセントとなっているのも良い感じであり、いろいろな文字やキャラクターが乱舞する煩わしさが程良く打ち消されて、写真映えという点でも良い感じです♪
そんなパト電822F……近江を訪れる際には是非一度は撮っておきたい存在ですが、如何せん路線が複数あってしかも長いとなれば、なかなか捕まえづらいのも否めない事実です。ところがどっこい!今回の雪景色近江撮り鉄にあたっては、パト電も集中的に撮り貯めることが出来たのです! と申しますのも……レオカラー220形を鳥居本で待ち構えるべく高宮で1本前の米原行に乗ったところ、何とその列車がパト電822Fであったから♪ これだけでも鳥居本で後追いを含めて2回撮影出来ますが、何とこの運用は米原到着後多賀大社前行となり、夕方までひたすら高宮と多賀の間を機織りしまくるのです! というわけで220形のみならず、ドピーカンの雪景色を行くパト電という貴重なシーンを撮りまくり、ごっつぁん気分に浸ったことは言うまでもありません……。しかし、この日の奇跡はこれだけに止まらなかったのでした (つづく)。