地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

野岩会津・大河直前の雪 (4) AT500・600

2013-02-17 00:00:00 | 地方民鉄 (東北)


 野岩会津ルートの魅力アップのため昨年からAMEXが増発され、東武日光乗り入れを果たしていますが、一方AMEXのために用意されたAT700・750は3両しかありません。というわけで、AMEX・OZEXとして走る2運用ともAT700・750の単行であればさておき、時間によっては高校生の登下校時間帯に重なり、あるいは突如大手ツアー会社の客が殺到することを考えますと、閑散期であっても2連を組むことが少なくないようです。そこで、OZEX用として用意されたAT600・650の助けを借りることになります。AT600・650はクリーム色+緑・オレンジ帯であり、AT700・750との連結時には凸凹編成に……(^^;)。でも、それもまたローカル私鉄らしくて良いのかも知れません。観光客は自ずと赤い方に集中しそうですが (笑)。



 いっぽう、もっぱら普通列車用として活躍するAT500は、登場以来長らく野口英世博士1,000円札肖像画採用を記念したラッピングを施されて来ましたが、このうち「耳なし芳一」もとい「母の手紙」バージョンの車両については、恐らく余り評判が良くなかったためか (だいたい、折角の絶景が窓に貼られた文字ラッピングで台無しになってしまいますからなぁ!)、最近検査を受けて以来AT600と近似の塗装となっています。AT600と完全に同じ塗装とするのではなく、オレンジ・緑帯の入れ方を変えているところが何とも芸の細かさを感じます。
 それにしてもこの日は……前にアップした6050系撮影のときもそうでしたが、余りにもコロコロとドピーカンとドン曇りの間を行き来する天気で、気分的に死にました (爆)。2枚目の画像は……発車する瞬間まではドピーカンであったものの、動き出した直後に一気に1.5絞りほど暗くなり、脳内は超パニック!露出ダイヤルを回す指は極寒にもかかわらず冷や汗……(AEは使わないもので @_@;;)。