地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

雨の奈良線103まつり (下) 阪和からの青編成

2013-07-24 00:00:00 | 国鉄型車両


 海外に行く205系があれば、国内でどっこい生き続ける103系もある……というわけで、1ヶ月以上前に奈良線103系を土砂降りの中で激写したカットの続き……この春からの新参者・日根野から転属して来たスカイブルー編成です!
 最近ではたまに阪和線を訪れますと (そういえば3月に出張鉄で撮ったカットもあるのですが……^^;)、鳳から先に日中行く列車がことごとく223・225系の天下となっており、つくづく103系の一大牙城も切り崩されたものよ……と痛感するのですが、そこでそのまま廃車となるのではなく、奈良に転属して申し訳程度に体質改善のために活用されているというあたりが何ともJRWらしい展開です♪ 勿論、苦しい台所事情のためということは百も承知であり、おいそれと新型車両を望む利用客を無視して「103をいつまでも残せ!」と主張するものではありませんが、ただ単純に103系ファンのはしくれとして、この展開は実に喜ばしいです……(^O^)。



 そんな奈良のスカイブルー103系、何故か平日のみの運行とされ、しかも完全に運用が固定されていますが (最新の『普通列車編成両数表』に記載されています)、この日は「みやこ路快速」の多くも103系で来るほど奈良線のダイヤがガタガタでしたので、勿論固定運用とは全然関係なくやって来ました。また、ネットを見ておりますと、たまに関西線の朝の区間快速運用にも入り、ウグイスと混結してあたかも横浜線103系の再来を思わせるかのような8連を組んで大阪環状線を走ることもあるようです。
 まぁ何はともあれ、雨樋からバシャバシャと滝のように水が落下する有様からして、最高にデンジャラスで非日常的な姿を記録出来たものよ……と思っているのですが、やはり天気の良い日にド順光で激写するということも忘れないうちに済ませておきたいものです。そもそも103系自体、さすがのJRWでもかなり数を減らしており、いつ何時突如なくなるとしても全くおかしくありませんので……。
 ちなみに、先週の京都出張の際にも青103目当てで奈良線を訪れてみたのですが、所定の2運用とも見事に221系の代走で来ました……(-_-;)。恐らくは関西線区間快速~環状線の朝夕運用に入っているのでしょうなぁ。


 突然雨脚が強まって暗くなり過ぎ、相当露出アンダーな1カットに……(泣)。
 散々レタッチを加えて明るくしたものの、相当粗っぽい色味……(-_-;;