地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

富山新港をめぐる旅 (4) 万葉線MLRV

2013-11-01 00:00:00 | 路面電車


 米島口でデ5010を撮影したついでに、しばらく営業運転中の他の車両も撮影したかったものの、何とも運の悪いことにドラ電がクラの中……。しかもいつの間にか夕方近くになってしまいましたので、取り敢えず明るい内に高岡駅に到達し、高岡駅界隈を行く万葉線電車を撮った後は北陸線・氷見城端線の車両も撮りたいと思いまして、猫電の次にやって来たMLRV1000に乗って移動することにしました (滞在時間短っ!^^;)。



 MLRV1000は、周知の通り日本における本格的LRV車両のはしりの一つであり (Mは万葉線のM)、今や万葉線の大部分の運用がMLRV1000によってまかなわれていること(特に休日。平日は検査のためデ7070の運用が増えるようです)、そして富山ライトレールや富山地鉄市内線にほぼ同じ車両が投入されていることからして、その成功は明らかでしょう。実際乗ってみますと、椅子が小さくて固いかな?という印象は否定できず、超低床な車体構造と座席配置の両立に相当苦心しているふしがあるものの、非常に静かで穏やかな乗り心地は「凄い……」の一言に尽きます。しかし如何せん、単線区間が長大であるゆえに基本的に15分間隔となっており、同じ道路上を走る加越能バスと些か競合している雰囲気であるのは残念なところです。10分間隔であれば相当利用しやすそうですが……。
 ちなみに、極めて個人的な印象ですが……線路とパンタグラフさえなければ、神奈中の連接バス(ツインライナー。そういえばまだ見ただけで乗ってない ^^;)と非常に似た存在感であるように思うのは気のせいでしょうか? あと……ドラ電を撮りたかったので要リベンジですな (汗)。事実上鉄コレと思われるNスケールのドラ電模型も出来ればゲットしたいですし (^^;;)。