広瀬川原シリーズが続きましたが、GWの東北編もぼちぼち再開です (^^
仙台近郊で撮り鉄していると、当たり前のように頻繁にやって来る貨物列車……これだけ本数が多ければ、減ったといわれるED75もそれなりに見られるだろうと期待していたのですが、意外や意外、いつの間にかEH500が圧倒的な勢力となっており、ED75はたまに思い出した頃しか現れないという事実に世代交代の速さを思い知らされました。
まあ確かに、重量級のコンテナ列車を牽引するにあたり、昭和世代のED重連よりも、首都圏から五稜郭まで直通できる最新のEHを使う方が効率的なわけで……。
ただそうなりますと、ED75を狙う際には事前に傾向と対策を知ることが必要だ……と痛感。そこで帰宅後、改めてじっくりと『貨物時刻表』を読み返してみたところ、常磐線交流区間や仙台近郊の小運転などは、本数が少ないながらもそれなりにED75の出番となっているようです。
そこで、ED75をのんびり・じっくり撮ってみたい方にオススメしたいのが、宮城野←→名取間の小運転 (1454・1455レ) です!
昼下がりの長町駅にて、717系を撮るべく仙台側の先端で構えていたところ、にわかにポイントが切り替わり、ED75牽引のコキ列車が本線に合流! 赤一色の原色ではなく貨物色で現れたのはちょっとだけ残念ですが (^^;)、この際ゼイタクも言っていられません。小粒な車体にあらゆる装備がギッシリ詰まったED75、精悍ですなぁ……(*^_^*)。
撮影を終えたあと、コピーして持参した貨物ダイヤ (貨物時刻表の付録) と照らし合わせてみたところ、名取行であることが判明。「ほほぅ……名取行か。そういえば槻木から長町まで来る途中、名取にはビール工場の側線があったよなぁ。果たして機回しシーンをうまく撮れるだろうか?」と期待してみたのですが、もちろんヨソ者には何時頃どういう手順で入換をするか皆目分かりません (^^;)。というわけで、「まぁ何よりもまずは417・455・717系狙いに徹しよう」と思いつつ、14時頃に名取に移動したのでした。
すると……名取駅の仙台方、ホームからはかなり離れた位置にビール工場の積卸線があり、ED75は岩沼方に連結されたまま、作業が終わるのを手持ちぶさたに待っていました。いっぽう、視線を移しますと、ホームの仙台方先端=撮り鉄スポットの目の前に機回し線のポイントが! そこで、これは1455レが発車する16時半までのあいだに必ず動きがあり、激写できるに違いない……と予想していたところ、案の定15時30分過ぎから動き始め、機回しの一部始終を激写! v(^o^)v
もっとも、ポイント付近を単機で走行しているちょうどそのとき、417系の白石行が出現し、大慌てでレンズの向きを変えるという一幕もありました (汗)。
こんな感じで、電車・機関車ともども国鉄型車両でお腹一杯!になったあとは、717系の乗り心地を楽しみつつ仙台に向かったのでした……。