昨日、今年で3年目になる秩父鉄道・広瀬川原車庫の公開イベントが行われました。中学1年の秋、小豆色とベージュの旧旧塗装を身にまとった100系 (秩父オリジナルの半鋼製車) や800系 (もと小田急1800形) が見たくて日帰り遠征をして以来、かれこれ秩父ファン歴××年の私としては、過去2回も是非訪れてみたかったのですが、仕事と重なってお流れ (-_-)。しかし今回は時間を確保できましたので、三度目の正直で気合いを入れて訪れてきました。
とくに今回非常に強く意識したのは、何としてでも開始時刻よりも大幅に早く広瀬川原に到着しておかねば……ということです。秩父のイベントは基本的にファミリー向けの色彩が強く、せっかく秩父らしく貴重なEL群が展示されるとしても、あっという間に側面や背後が人で埋まってしまい絵にならなくなる……。そんな事態を回避し、人の海と化す会場から早々におさらばするには、やはり早起きこそ三文のトク。一番に入場して開始直後には撮影を終了できるよう (爆)、8時半頃に広瀬川原に到着しました。
すると……やはり早起きは三文どころか千両箱のトクになることもあるようで、熊谷→広瀬川原の臨時列車を牽引するC58363が、庫内から何と、SL運転開始20周年記念HMと日章旗をフル装備した最高の晴れ姿で姿を現しました!! \(^o^)/
C58はクラを出た位置でしばらく整備点検を行ったのち、9時20分頃からいよいよ12系と連結するための入換作業に! ふだんSLはほとんど撮らない私ですが、たまたまこういうシーンを眼にしてしまいますと、やはりその鼓動には圧倒されます (*^_^*)。でもそれ以上に、左に部品取り用の都営6000系廃車体が、右に青いデキ500が見えるあたりが、いかにも広瀬川原らしくて良い光景だなぁ……と思います (笑)。
ちなみに、イベント本番ではもちろんC58363も12系と連結された状態で展示されましたが、目の前に立入を規制するコーンとバーが設置されたり、さらにはあっという間に周囲がものすごい人混みとなってしまいましたので、まあどう頑張ってもキレイな編成写真にはならないなぁ……と諦めました。そういう意味でも、約2時間前に広瀬川原に行っておいたのは正解でした!