地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

長野電鉄薫風紀行 (1) 8500系T6編成!

2009-05-12 03:06:00 | 地方民鉄 (甲信)


 先週、GW明けと「ゆけむり」検査代走のタイミングを見計らって、久しぶりに長野電鉄を訪問して参りました。思い出してもみれば、2000系の旧塗装が復活して約2年……。もっと早い段階で再訪し、2000系の麗姿や新たな活躍を始めた8500系・1000系の近況を激写しまくるべきでしたが、長らく忙し過ぎたのが痛かった……(-_-;)。しかし、今春ようやく超多忙から解放されたことと、8500系T5・T6編成の活躍が始まったこと、そして花粉の飛散終了・新緑・善光寺御開帳などなど様々な好条件が重なったことから、ついに機は熟せり!ということで、勇躍早朝3時半過ぎに起床しまして、始発の新幹線で長野入りしたのでした。
 今回の最大のお目当ては、2000系の旧塗装2種類もさることながら、8500系のT6編成 (8506F)! 既に当ブログでもお伝えしております通り、東急8624F中間車の先頭化改造によって誕生したこの編成は、秩父7002Fの非貫通顔とは全く異なり、8500系の原形に似せるべく貫通扉風ステンレス飾りが貼り付けられていますが、いっぽう車番は東急8000系と同じ運転席窓上に貼られ、空いた位置にはヘッドマークステイが装備されているという……。まるで8000系と8500系を足して2で割ったようなその風貌は、東急8000系列趣味にまたひとつ新たな濃いぃ味わいを添える一品に仕上がったと言えましょう。そこで、デヴュー早々の麗しの姿を記録したいなぁと思っていたのですが、無事望み通りに運用しているとは限らないのが悩みの種でありました (-_-;



 しかし今回は、朝っぱらから超強運が味方してくれました! 長野から8500系 (たしかT3編成) に乗って出発したところ……トンネルの暗闇の彼方からさっそく姿を現したのはT6編成!!\(^O^)/ これはもう……絶対にカブることがない単線区間の駅で下車して待っていれば必ずすぐに撮れる!ということで、ドキドキワクワクしながら朝陽で下車 (笑)、撮影名所のカーブへ! この場所は、日が長い季節の朝8時台では光線の角度がイマイチで、ピーカンになった場合は側面に光がさほど当たらないのですが……今回は首尾良く薄曇り (^^)v バックの雄大な山も結構良い感じに薄く霞み、なかなか幽玄な雰囲気を漂わせています……。そこでまずは小手調べに長野行きの3500系N編成を撮ったのち、この列車と朝陽で交換したT6編成がいよいよ登場!! 改造ホヤホヤでツヤツヤの非貫通顔が私の目の前でキラリと輝き、ファインダーの中で踊るその姿にすっかり悩殺されてしまいました。う~ん……カ・イ・カ・ン (爆)。
 その後しばらく朝陽・柳原界隈で2000系をはじめ各車種を撮影し、気分はフィーバー状態だったのですが (なにせ長電は全ての車種が個人的に「当たり」ですので……)、柳原から須坂方面へ移動するために乗ろうとした列車と目の前で交換したのが、信州中野から戻ってきたT6編成!! 軽量鋼体車であるデハ8841の先頭車化で誕生したモハ8516の風貌は、モハ8506とやや異なった印象でありまして、1編成で2つの愉しみがあるのはT6編成の奥深さと言えましょう(*^O^*)。
 こんな感じでさっそく記録出来たT6編成……これから長野を訪れるたびに、いろいろな風景・季節と組み合わせて撮影するのが楽しみです。今後は鯨3500系の代替でどの程度8500系が入るのか分かりませんが、出来ればもう1本くらい非貫通編成が入線すれば撮影の確実性は上がるのでは……と期待しています。あと、ヘッドマークステイがどのようなかたちで活用されるのかも最高に楽しみですね~♪ 


 何というか……カッコ良すぎ (*^_^*)。
 作成中のPC画面を眺めている自分自身がシビレてしまいました (爆)。
 LED表示が特急になっていないというツッコミは無しでお願いします (^^;
 そもそも湯田中に入線可能なのかどうかも未だ分からないのですが (滝汗)。

秩父鉄道7001F芝桜臨・影森に佇む

2009-05-11 09:31:00 | 地方民鉄 (秩父)


 先日もパレオExp.の話題で触れました通り、東京近郊からみて安近短の三拍子が揃った秩父路の黄金週間は、新緑と重なって人人人……。しかも最近は、御花畑・西武秩父駅からほど近い羊山公園が、武甲山を真正面に望む芝桜の名所として人気赤丸急上昇中~。御花畑駅に至っては、「芝桜」を副駅名にしてしまったという……。というわけで、西武も秩鉄もこぞって臨時電車を増発していましたが、どちらも単線ですので輸送力に限界があるのはやむを得ないところでしょう。午後3時台の西武秩父駅ホームを、羽生行き1000系の車内から眺めたのですが、ぬををっ……ホームからこぼれ落ちそうなほどの客が快速急行の到着を待っており、こんな列車で正丸越えをするなんて考えただけでも恐ろしい……(@o@)。
 というわけで、レッドアローの指定券を予約しそびれた場合の秩父への往復は、時間がかかっても寄居・熊谷経由の方がラクなのではないか……と思ったのですが、とくに秩父鉄道の芝桜臨各停は、時刻表を見るにつけ定期列車に対して続行気味で「空いていそうだなぁ」という感じ。しかも連日、7001Fが限定運用で充当されていたようで、MT46サウンド狙いではない一般の利用客にとっては、全車冷房・バケットシートの芝桜臨各停は間違いなく乗りドク列車だったことでしょう。実際、帰りの影森発・芝桜臨各停の1本前の定期各停はメチャ混みで、とくに非冷房である中間車の客はグッタリしていたのですが (^^;)、広瀬川原でいったん下車してSL+12系の入庫回送シーンを撮り、すぐにやって来た羽生行き芝桜臨7001Fに乗ったところ、ちょうど座席が埋まる程度で車内は快適そのものでした♪



 今回の秩父訪問における最大の目的は、そんな芝桜臨7001Fを影森で撮影すること (^^)。いやその……1000系国鉄色リバイバル急行のうちオレンジ・水色をここ影森(=個人的なローカル私鉄趣味における聖地。100万アクセス記念記事をご参照下さい)で撮っておりますので、「臨時」を掲げた7000系を同じように影森で記録したいなぁ……と思いまして。そこで、到着前に三峰口方の人道踏切に移動して待ち構えていたところ……客を降ろした7001Fが「影森」表示のままゆっくりと迫ってきまして、ちょうど私の手前で停止してプチ撮影会状態に!\(^O^)/ いや~、恩田で改造中の8609Fをウォッチした際に、社紋を隠す覆いの奥にうっすらと秩父の社紋が見えてしまって以来 (爆)、この瞬間をどれだけ待ちわびたことか……。運転士氏が熊谷方に移動し、留置線へと引き上げるまでの僅かな時間のあいだに、とにかく撮って撮って撮りまくったのでした v(^^)。
 その後は、羽生から来る7002Fを武州中川で撮るべく、影森での撮影は切り上げて先行する水色1000系で移動したのですが、ホームで7001Fを撮るよりも1000系の窓をちょこっと開けて撮る方が編成写真として一層決まることに気付きまして (^^;)、窓からレンズの先端だけ出して撮影~♪ 1000系の窓は余り開かないように手が加えられているため、自ずと低い姿勢をとらざるを得ず、GWでいつもよりも客が多い車内で少々恥ずかしい思いをしたのですが (^^;)、そんなことはナイスなカットを撮影出来れば全くどうでも良いことです (笑)。
 というわけで、こんな感じで楽しんだ影森での撮影……。いずれまた芝桜臨7000系を影森で撮る際には、三峰口方から留置線へ入って来るシーンを山バックで撮ってみたいものだと思っています。とりあえず、今回の山バックシーンはサイドから撮っただけですので……(^^;)。「続きを読む」をどうぞ~。


 かたちを刻々と変えながらも、影森駅から眺めると依然として堂々とした風貌の武甲山! その手前にいまやこうして東急8500系が佇むようになったとは……! これだから鉄道趣味は奥が深い、と思います。
 なお、このシーンをプリントアウトして卓上に飾るため、「つ○さ」ラッピングはレタッチで消去させて頂きました (べつに多○未○子chanにうらみはなく、ハチャメチャなストーリーをたまに見て楽しんではいますが……東急8500党兼影森党として、このシーンばっかりは妥協出来ないのであります ^^;)。
 あと、欲を言えば……バックは6000系ではなくヲキの方が、個人的に影森っぽさが一層盛り上がるのですが、6000系も芝桜臨として留置中ですので仕方がないですね (^^;

ひたちなか海浜鉄道1周年 (4) 2005先頭編

2009-05-10 10:58:00 | 地方民鉄 (関東北東部)


 少々間が開いてしまいましたが、短期集中でアップしたひたちなか海浜鉄道1周年特集は今回が最終回……このたびの訪問で秘かに最も期待していた、茨交色旧型DCの先頭シーンです! もちろん、茨交改めひたちなか湊鉄道線で趣味的に最も注目を集めているのは国鉄色再現塗装DCでありますが、個人的には茨交色も気になる存在ではありました。しかし、おいそれと勝田まで足を伸ばすわけには行かない中では、自ずと国鉄色運行日を優先しての訪問が中心となり (^^;)、結局茨交色は那珂湊で昼寝中のシーンを除けば一度も撮ったことがなかったのでした……(^^;;)。
 しかし今回は直前になって、公式HPにて「スカ色キハ222不調・茨交色キハ2005代走」が予告されまして、俄かに茨交色旧型DCの撮影チャンス到来! 既にスカ色と準急色は先頭シーンを撮っているので、願わくばキハ2005が3重連の先頭に立ってくれよ……と思っていたところ、果たせるかな、勝田側の先頭に! (*^O^*) そこで、中根界隈でキハ2005に対して最も順光になる午後、露出・ピント・フレーミングに細心の注意を払い……名物のケヤキの大樹を過ぎて力強く登って来るところを見事完璧に激写!!v(^-^)v



 ちなみに、キハ2005以下3連につきましては、昼頃に阿字ヶ浦まで往復した際にもバッチリ記録しました。まずは那珂湊のケハの車内 (台車はないので、現在は車両というよりもオブジェか……) にてお会いした「さすらいの8143」さんとキハ2005に乗車しまして、平磯前後の連続勾配で絶好調の唸りを上げるDMH17サウンドを鑑賞……。阿字ヶ浦到着後は速攻で駅南側の踏切を回り込み、かつて阿字ヶ浦が上野からの海水浴臨(急行あじがうら)などで賑わった頃を辛うじて彷彿とさせるような3連停車シーンを激写しまくったのでした……! 欲を言えば、もう少し光線が斜光線気味となり、側面にも回っていれば良かったのですが、それを待っていると1枚目の画像は撮影出来ないわけで、まぁ致し方のないところです。
 こんな感じで今年も楽しむことが出来た湊線の旧型DC3連……。しかし今後、恐らくそう遠くないうちに、キハ3710の増備または3セク他社からの軽快DC購入 (?) による旧型DC (とくに非冷房車) の置き換えが表面化することでしょう (JREからキハ40を購入するという可能性はないよなぁ……。やたらと重いし ^^;)。そうなれば、冷房車で辛うじて状態が良いキハ205の単行だけでも十分涙モノとなる日が来るでしょう。あるいは、仮にもうしばらく旧型DCが残るとしても、茨交色はたぶん遅かれ早かれ消えるわけで (たとえ茨交が49%を出資しているとしても、路線イメージの独自性を打ち出すためにやはり塗り替えるのではないかと個人的に予想)、今回のような茨交色先頭シーンは拝めなくなる可能性が大。というわけで、本当に貴重なシーンを楽しむことが出来たなぁ……という余韻に浸っております。
 ちなみに新塗装の予想・妄想ですが、会社シンボルカラーのオレンジと、国営ひたちなか海浜公園名物として人気急上昇中にして、阿字ヶ浦からのシャトルバスも大好評ということで、ひたちなか線の利用客増にも大いに貢献しているという花・ネモフィラのブルーを組み合わせたものになるのではないか……と (^^;)。まあどのような色になるにせよ、近年の鉄道車両新塗装きっての名作だと個人的に思っているえち鉄の塗装と肩を並べるような、シンプルで美しく、かつ路線の特徴を表現したものになってくれれば、撮り鉄としては嬉しいなぁ……と期待しています。

京急1000形、すっかりレアな存在に・・・

2009-05-08 00:03:00 | 大手民鉄 (京急)


 横須賀線つながりとして、久しぶりに京急ネタを……。
 既に諸々のニュースなどで伝えられている通り、昨日の京浜間ラッシュアワーを直撃したダイヤ崩壊大混乱は、誠に凄まじいものがありました……。私も毎週木曜日は仕事の都合上、横浜から東海道線を利用して都心へ向かっているのですが、昨日は京浜東北・横須賀線の人身事故やら車両故障やらによる全面長時間運休に伴い、東海道線や京浜急行に通勤客が殺到しまくり、当然の成り行きとして主要各駅の入場規制や大幅な遅延という展開に……(-_-;)。私の場合、相鉄から横浜駅南改札を経て東海道線に乗ろうとしたところ、南改札は何と閉鎖中ということで、機転を利かせてそのまま京急へ。相鉄から殺到して来る客で南改札に近い京急ホームは超カオスと化していましたが、とりあえず最初に来た高砂行き特急への乗車を諦めて品川方先端まで行った結果、次に来た品川行き快特には余裕で乗車♪ 2100系最前部の「展望席」の後ろに立って、京急はもとよりJR側の状況を確認しながら来たのですが……JRからなだれ込んで来た客で京急川崎・鶴見などはホームが危機的な状態。そして繊細なガラス細工のような京急のダイヤも崩壊した結果、とくに蒲田の空港線単線部でのやり繰りに手間取っているようで、空港線になかなか入れない北総車が平和島で足止めとなり、そのすぐ後ろには別の列車がダンゴ状態。平和島~大森海岸間の短距離に、何と5本も詰まっているという……(@o@)。
 そんなこんなで結局、ふだんなら東海道線や京急の快特で15分少々しかかからない横浜=品川間の移動に1時間もかかってしまいましたが、後でネットやニュースを見てみると、それでも各駅での入場規制や進退窮まる押しくらまんじゅうに巻き込まれたわけではなかった分だけラッキーだった……ことを知りました。そして、何よりも印象的だったのは京急の運転士氏の奮闘ぶり……。私が乗った列車の運転士氏は三十路後半~四十路?のベテランで、無線で他の運転士氏を励ましながら、JRから降りかかってきたとばっちりの中で必死に列車を前へと進めようとする姿勢は誠に敬意に値します……。
 いっぽうで、行き交う列車を眺めていて、計り知れない衝撃も……。何と、横浜から品川までのノロノロ運転のあいだに数多の列車とすれ違っているというのに、旧1000形が一本も来ないとは一体……(-_-;;;)。



 最近なかなか来なくなった関東私鉄の名車といえば、他には例えば井の頭線3000系もありますが、こちらは朝ラッシュであれば今のところ必ず数本が走り、なかなか遭遇出来ないという事態はないはず。しかし京急1000の場合は怒濤のような銀1000増備のあおりで、大師線以外では待てど暮らせど滅多に来ないという事態が日常化してしまったなぁ……と思い知らされた次第。まぁ、たまに乗っていますと、2本連続で1000形の普通車とすれ違うという運用上の偶然もありますが (駅撮りでそういう奇跡的な機会に遭遇したいものです……)、基本的にはもう「来るまで待とう」という気力が湧かないほど減ってしまったと言って良いと思います (来るまで待ち続けて結局3時間近く来ない……なんて洒落にもなりません -_-;)。そういえば、沿線に住んでいる「鉄」養成中の甥っ子も、最近は旧1000を見かけると、興奮して「あっ旧1000だぁっ!」と叫ぶ有様。つい1年前までは決してそんなことはなく、むしろ銀1000にご執心でしたので (→今では「銀1000?あっそ」という感じ。笑)、沿線民の実感としてもやはり「旧1000激減」なのでしょう……。
 というわけで、↑こんな感じでバリバリの順光の中を走る旧1000形6連を撮影したのは……早いもので1年前、それ以来ずっとご無沙汰……となってしまいました (鬱)。理由の半分は、多忙すぎて銀1000大量入線の前に時間を割けなかったからですが、もう半分は……たまに天気の良い日に時間を確保できても、そういう時に限って待てど暮らせど来なかったためだという……(-_-;;)。まぁ、撮り鉄復活以来、京急旧1000は少しずつ撮り貯めていることもありますので、とくに焦っているわけではないのですが、個人的な本線での順光6連撮影は下手をするとこの2枚が最後になってしまいそうだなぁ……と思うにつけ、やはり寂しさが募ります。
 むしろ、単に撮るならこれからは大師線や琴電の方が圧倒的に効率が良いわけで、これからは本線で快特に追われながら必死に加減速を繰り返す旧1000の乗り心地を楽しんだり、日中のスカスカな車内から起伏に富んだ沿線の風景を大きな窓越しに眺めることによって、長らく京急の代表選手として君臨し続けた旧1000形の最後の日々を胸に刻み込みたいと思っております。
 とりあえず、いつか必ず行われるさよなら運転は、700形のときと同じく大師線にて、1週間ほどHMを装着して通常運用に入れるかたちで行われるものと予想しておりますが、残された時間はとにかくもう少ないのかも知れません

スカ色ホリ快鎌倉号回送・GWの終わりに

2009-05-07 00:23:00 | 国鉄型車両


 湘南新宿ラインがまだ草創期で本数が少なく、115系や211系が思い出した頃に横須賀線に乗り入れていた頃までは、埼玉県方面から横浜・鎌倉へ向かう足として、ホリデー快速鎌倉号が観光シーズンの毎週末に運行されていたのも今は昔……。湘南新宿ラインが平均15分間隔でバンバン走っているのを横目に、ホリデー快速鎌倉号は主に武蔵野線沿線民用の超ベストシーズン限定列車となってしまったかの観があります。うーん……スカ色113系が遠い過去のものとなり、両国以東でないと見られない中では、鎌倉・逗子までやって来る豊田区のスカ色115系(とくに検査がない限り、唯一の6両固定編成であるM40編成が担当)の存在は、横須賀線の昔をしのぶ良きよすがなのですが……余程時刻表やDJ誌の記述に注意していないと撮り逃してしまうとは寂しいことではあります (-_-;
 そんな今年のホリ快鎌倉号、今年のGWも目出度く運行されまして……秩父に行った日以外は連休後半もシコシコと自宅で仕事に追われていた私ではありますが (爆)、昨晩それが一段落したことから今日はちょこっと横須賀線沿線に繰り出してみまして、折からの雨に濡れてひときわ美しい緑の中を走るスカ色に酔いしれたのでした……(*^^*)。



 今回アップしたのは2カットとも逗子から東所沢への回送シーンでありまして、快速表示ではないのは恐れ入ります (^^;)。一応、逗子の手前で快速幕状態のカットを撮っているのですが、イマイチ撮影場所を間違えたので省略です (^^;;)。横須賀線といえば、団臨なども頻繁に入線するわけですから、もっと撮影地を研究しなければ……(汗)。
 あと、今回返す返すも残念だったのは、天候が季節柄にふさわしい明るい雨ではなく、ドヨ~ンと暗い雨になってしまったことです。とくに2枚目の新子安通過シーン (東海道・横須賀未分離時代を彷彿とさせますなぁ……って、そんなことを直接覚えているのはオヤジもいいところですね ^^;) は、ISO400・1/400秒・f4という極めて厳しい条件……。レタッチした小さな画像では分かりませんが、1000万画素のピクセル等倍で見ると案の定、被写体ブレを止めきれていないという……(苦笑)。というわけでまたいずれ、緑とスカ色が濡れて輝く明るい雨の日に要リベンジだ!と思うのですが、今年の紫陽花シーズンはこの列車、運転されますっけ? (^^;
 そんな横須賀線の臨時列車といえば、来る6月には横須賀線開通120周年を記念して、旧客の運行や横須賀駅でのE259系 (6/13)・伊豆急2100系黒船電車 (6/14) の展示が予定されているそうですが (今日大船駅で見かけたポスターによる)、黒船電車の来臨にはちょっと惹かれるものがありますね~(^^)。でも、やっぱ横須賀線といえばスカ色ですから、豊田区M40編成によるホリ快鎌倉号の運転が当分予定されていないのであれば、数年前の夏に大船~横須賀間で運転された黒船祭号のように、幕張113系を拝借しての臨時列車運転をやって欲しいなぁ~と思うのは私だけでしょうか。