地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

西武新101系10連消滅間際? (上) 標準塗装

2012-02-13 00:00:00 | 都市民鉄 (首都圏)


 最近は業務繁忙につき撮り鉄する時間もなく、撮ったきりアップしそびれていた画像がPCの中に埋もれているのを掘り起こした記事が増えているのですが、そんなネタも尽きればこのブログも終了でしょうか?! (汗) そんなことを深夜の徒然に思いながらあれこれ漁ってみたところ、先日の阪神と同じく昨年5月に撮影した西武新101系 (301系を含む) の画像が出土しました (^^;)。昨年度上半期には西武沿線の事業所に毎週一回の頻度で出入りする仕事がありまして、日の長い季節の夕方に一仕事済ませるとまだまだ余裕で撮影できる明るさだったことから、絶好のチャンスとばかりに沿線の踏切脇で待ち構えた……というものですが、いや~、Wパンタのクモハを先頭に、ずっしりと山男らしいモーター音とともにウネウネと走る急行飯能行10連の勇姿は実に素晴らしいものです (*^^*)。



 というわけで、「しまった!もっと早くから通って、飯能方が前パンとなる長大編成を撮り貯めておくべきだった!」と思った私。かつて個人的には、ブラックフェイスが真ん中でバックリと割れた顔のセンスがどうもイマイチなように思われ、そのうえ西武は秩父に行く際を除き縁遠い路線であったことから、新101系も馴染み薄い存在だったのですが……何とも説明しようのない心境の変化でしょうか (^^;)。そんなことが、KATOから発売された西武新101系現行塗装を購入したり (しかも4両基本のみならず、前パンのブツ2を2本も ^^;)、妄想西武赤電の製作に走ったりという、にわか西武マイブームにつながっているという次第です (笑)。
 そして今年もまた、日の長い季節に再び西武沿線の事業所に出入りする予定が入ったことから、改めて新101系を撮ろうとワクワクしていたのですが、いつもお世話になっております「きえふにいさん」様のブログ『サリュー! サリュート!』によりますと、かつて一大陣営を構成していた西武新101系は「笑電」の増備に伴う廃車・支線への転用が相次いだ結果、今や池袋線・新宿線の長大編成は各1本となってしまっているのだとか。嗚呼、何とか春以降も生き長らえて欲しいものです。

スカ色の旧型国電を作る (11) 53007完成!

2012-02-12 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 長らく登場が待たれていた鉄コレ飯田線流電がいよいよ来月販売開始となりますが、いっぽうGMの板キットをのんびりシコシコと組み上げる楽しさも忘れず、ほどよく両立して旧型車模型趣味を楽しんで行きたいと思うのは私だけでしょうか? というわけで、確か昨年のちょうど今頃に手がけて以来、難工事ゆえとにかくチンタラとしか進まなかった「合いの子流電」クモハ53007につきまして、製作開始から1年以上経ってはいかんなぁ~と思いまして、最後の仕上げとして窓貼りやらライト載せやらを進めてようやく完成! 前回この車両の製作記を載せたのは昨年の7月上旬ですから、半年以上何をやっていたのか?という感じですが、まぁ全ては気紛れ、思い出したときに少しずつ進むということで……(^_^;)。いやいや、とりわけ飯田線の白眉として誉れ高い車両ですので、気合いが十分ノッて来たときにのみ慎重な作業を進めたところ、結果的に超スローペースとなったという次第です。



 既に昨年7月5日の記事でも触れました通り、正面に雨樋がある晩年の姿を再現するには技術的未熟を覚えたことから、妥協して正面がストレートな塗り分けの1970年代風としておりますし、ドア窓も超妥協で板キットの1枚Hゴム支持窓のままですが (実車は廃車時まで2段窓)、何はさておき流電クモハ52と並べてみますと「カッコ良い!」の一言に尽きます (*^^*)。これだけで十分酒の肴に……(笑)。なお、実車は常に豊橋方を向いており、4両編成の中間であることも多かったことから、鉄コレ動力TM-09を挿入しアーノルドカプラーのままとしております。
 さてと……今後は果たして鉄コレでクモハ53007・008、あるいは大糸線のクモハ43810といった「合いの子流電」の面々がリリースされるか否かに注目が集まりそうですが、多分出る……というのが大方の見方でしょうか。その場合には、とりあえず私自身はヘタクソながらも53007を製作しましたので、先に普通屋根化された53008や43810を出して頂ければ良いかな~、と思っているところです (^^;)。

阪神の古参車を撮る (上) 赤胴2000系

2012-02-11 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 京阪といえば当面やたらデラックスなだけで日中閑古鳥な中之島線、中之島線といえば行き止まりに埋め込まれた巨大なシールドマシン、それが象徴しているのは阪神直通の見果てぬ夢……というわけで、昨年5月の関西出張時に撮ったままアップしそびれていた阪神の画像があったのを思い出しました (すごいこじつけ……^^;)。このときは確か阪急京都線での「京とれいん」撮影ののち、神戸線→今津線と移動して久しぶりに阪神を楽しみ、さらに新開地まで向かって神戸電鉄を撮影したという「阪急阪神グループ特集」だったのですが、阪神での狙いは勿論昭和気質な二段窓車! しかし、赤胴車2000系はこの時点で風前の灯火であることは余りにも明らかで、今津でしばらく撮影して「嗚呼、西宮急行で来ないようならこりゃ駄目か」と早々に諦めていたのでした。



 ところが何と奇跡が! 御影駅上りホームにて撮り鉄中、ふと神戸方を遠望してみますと……あれれ?赤胴車でも8000系の顔ではない……。そこで次の瞬間、2000系が特急として姿を現すという衝撃的展開になることを理解した私は、大慌てでズームレンズを超望遠側に振り、石屋川の車庫がらみの複雑な配線を行く勇姿を、日の丸構図ながらも何とか目出度くゲットしたのでした……(*^^*)。そして停車中に速攻で梅田方へ移動 (笑)、標準軌の高架線を走り去って行く光景に、幼い頃図鑑の中で見慣れた阪神電車のひとつの時代がこうして終わって行くのか……その最後に特急幕姿を拝めて良かった!と思ったのでした。
 周知の通り、既に2000系は昨年夏を以て全車廃車となり、本線系赤胴二段窓車は消滅したことになりますが、武庫川線では7861・7890形が健在ですので、また久しぶりに訪ねてみたいものです。とくに、2000系に近い雰囲気の7890(しかし性能的には徹底的にデチューン)は、未だ当たったことがありませんので……(^^;)。

激変迫る京阪宇治線2600系 (下) 混色!

2012-02-10 00:00:00 | 都市民鉄 (近畿以西)


 関西には節分になると海苔巻きを無言でイッキ食いし、途中で言葉を発すると縁起でもないと怒られるという風習があるようで、それはそれで地域色ある昔ながらの風習であるかと思います。しかしここ2~3年来、海苔巻きの消費に目を付けた食品業界がメディアを巻き込み、関東人に向けて「え?そんなのも知らないの?常識でしょ?」と言わんばかりの売り込み宣伝を仕掛けるにつけ「何だかなぁ」と思うのは私だけでしょうか (アラフォーのヲッサンになって初めてそんな風習を知りました)。そういえば、本来は外つ国における殉教の聖人を慕うはずの日が、いつの間にやら巧克力の互譲行為から排除されることによる孤独を不安に思わせることによって巧克力の消費を煽るという訳の分からん一日になっているということもありますし。所謂한 流とやらについても、全然興味ない人間に向けて「隣国のイケてる美男美女をちやほやするのは友好を願う隣国の良心として当然」と云々すること自体、何か下心でもあるのではないか?と根暗な私は疑ってしまうのであります。
 思うに、そもそも普遍的に良きもの・楽しいものは、派手な宣伝など打たなくとも、その魅力が自然にジワジワと広がって行くはずでしょう。あるいは、特殊で普遍的でなくともそれなりにマニアックな喜びがあるものは、違いが分かる人間の自己満足 (笑) として共有されてくるはず。



 こんな問題意識を現下の鉄道趣味界に当てはめてみますと、所謂「鉄道ブーム」なるものによって氾濫した軽くてチャラいものは、所詮人目を惹くだけの底が浅いもののように思えて仕方がないような気がします。そして、そんな風潮と完全に軌を一にするかたちで急に目立ち、貴重なローカル線にも浸食を図ろうとしているのが○○ーカの本質ではないかと思います。あまつさえ、到底万人ウケするとは思えないロゴベタベタ・客席をつぶしておもちゃ&絵本コーナー設置、そしてコチコチな木製椅子の設置を以て「鉄道車両の《○しい》デザイン」云々を宣っていることに至っては(以下自粛。冒頭からここまでの関するコメントはご遠慮下さい)
 鉄道車両は本来、長年の技術や美意識の蓄積によってデザイン的にも熟成されてくるものであるはずで、一旦産声を上げて世に送り出された車両は、そんなさかしらすぎるコテコテ小細工など加えなくとも、時間の経過とともに燻し銀の輝きとともに魅力を放ち続けるはず。そしてそんな名車たちには、たまにある塗装変更に際してもあくまでシンプルなものこそが相応しいはずでしょう。
 というわけで、本題とは全く関係ないかも知れない内容で恐縮ですが、間もなく京阪宇治線から去ろうとしている京阪2600系は、そんな根暗な関東人の心にもジンワリ沁み入るシブい老雄だと思いますし、新塗装を塗ってもやはりシブいものはシブく、それもまた卵車体の完成度の高さと京阪車両陣&経営陣の色彩センスの水準を示しているのでしょう。昨年夏の訪問時に偶然 (?) 遭遇出来て思わず内心「よっしゃぁぁ!」と叫んでしまった混色編成の画像を掘り返すにつけ、そんなたわごとが頭の中をグルグルと……。いかん、仕事の多忙が続いて疲れているのでしょうか……(滝汗)。そういえば、そんな電車が走る京阪の魅力を発信するキャラクターが、優しくピュアな雰囲気で押しつけがましくない「おけいはん」(*^_^*)であるというのもまた、京阪という会社の良心なのだろうと思います。

東急恩田通信・伊賀忍者と新参7101F編

2012-02-09 00:00:00 | 大手民鉄 (東急)


 変化の真っ直中にある東急の車両事情、先月下旬には8095Fが秩父7506Fとなって旅立って行った旨をお伝えしましたが、その一方で池多摩線用の新7000系はじめての検査入場として7101Fが恩田に至ったほか、どう見ても伊賀鉄道向けの改造をテクノシステムで受けていたデハ1356・1306がこのたび完成し、トレーラーに載せられて伊賀の国へと旅立って行きました。その具体的な模様として、リンク頂いている『弐自宅Explorer』様では工場本屋からトレーラーに載せられて出て来るシーンを取材されていますが、私も秩父7506Fの甲種輸送の前に恩田を訪ねてみたところ、運良く両者が屋外に留置されているシーンを目撃することが出来ました♪



 まずは、長津田駅北の「○つ屋」にて、こってり博多ラーメンを替え玉付きで賞味したのち (笑)、風は冷たいものの胃袋とハートは熱いままにトボトボ歩いて恩田に向かったところ……うほっ♪新7000系と伊賀向け1000系が並んでいるという何という珍景……(1枚目)。5000系以上に正統な青ガエルの後継者との呼び声が高い新7000系が今やこうして重要部検査で入場するようになったとは、登場時からの時の流れはあっという間よのぅ……と思いますし、その一方で1000系が池多摩線の7600・7700系を置き換えるわけでもなく、ヘンテコ魔改造マスクをつけて地方へ向かうという展開もまた運命の悪戯を感じます。そんな、東急における中型車兄弟としての両者は、恩田での偶然の出会いで一体何を語らっていたのでしょうか?
 それにしても1000系あらため伊賀200系、どうせこの編成も忍者に化けることでしょうが、折角この編成は前も後ろも魔改造ヘンテコ顔でありますので、せめてこの1編成ぐらいは860系マルーンレッド+銀帯編成の後継にでもならないものかなぁ~と思います。必ずやヘンテコ顔と絶妙なマッチングのレトロ感炸裂な車両となり、「鉄ヲタホイホイ」となること間違いないでしょうから……(そうなれば私も喜んでひっかかりたいものです! ^^;)。