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ミステリ新人賞の生存率

2015年12月05日 | ミステリ界隈
ミステリの新人賞を受賞した作家の5年後、10年後の生存率を調べてみた。
単純にwikiや書店サイトからその年に新作が出版されていれば生存としてカウントしたため、いい加減であることはご容赦願いたい。


江戸川乱歩賞
5年後生存率 .967(59/61)
10年後生存率 .870(47/54)

鮎川哲也賞
5年後生存率 .850(17/20)
10年後生存率 .800(12/15)

横溝正史ミステリ大賞
5年後生存率 .960(24/25)
10年後生存率 .684(13/19)

松本清張賞
5年後生存率 .875(14/16)
10年後生存率 .727( 8/11)

メフィスト賞
5年後生存率 .800(36/45)
10年後生存率 .667(22/33)

このミス大賞
5年後生存率 .818( 9/11)
10年後生存率 .500( 2/ 4)


結論から言うとミステリ作家はそう簡単に死なない。
こういう集計をすでに誰かがやってないかと検索していて見つけた、どこぞのラノベ新人賞の生存率なんてもう惨憺たる有様で、メフィスト賞あたりは似たようなものかと思ったらどうしてどうして。
本格ミステリはくたばらないは本当だったんですね山口先生……。
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