小金沢ライブラリー

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12/4のNXT #538  頑丈なレスラーとレフェリー

2020年03月26日 | 今週のNXT
ピート・ダン ×-◯ キリアン・デイン
(背負って飛び降りる)

ダンは衣装も脱がずに殴りかかるとデインの左手を捕らえ指折りを仕掛けるが、クロスボディで押しつぶされると、以降は一方的に攻められる。
ジャーマンから反撃に出るが場外へのムーンサルトをかわされ、着地の衝撃で古傷の左膝を痛めると、逆にトペでなぎ倒され、再びデインの猛攻を浴びる。
ダンはスーパープレックス、ムーンサルトアタックを返すが場外で立て続けに技を喰らい、リングに戻されるとデインはベイダーボムを狙うが、ダンはそれを三角締めに切り返す。しかしデインは強引に持ち上げてパワーボムで落とす。
ダンはコーナーに上ったデインに飛びつきスリーパーホールドで固めるが、デインは背負ったままリングに飛び降りる自爆技で押しつぶし、激戦を制した。


・アンディスピューテッド・エラをキース・リーが挑発

前回の試合中に負傷したボビー・フィッシュを除くエラの3人が現れアピールしていると、キース・リーが絡み、一人で3人を蹴散らす。
さらに逃げ出したアダム・コールをトマソ・チャンパが殴り倒した。


ザイア・リー ×-◯ シェイナ・ベイズラー
(キリフダクラッチ)

MMA出身のシェイナがプロレス的に攻め、ザイアが打撃戦を挑む展開。
序盤に必殺の竜巻蹴りを受けてしまったシェイナは素早く場外に逃げて回復すると、反撃に転じる。
最後は雪崩式サンセットフリップで投棄されたがカウント2で返すと、2発目の竜巻蹴りを回避しすかさずキリフダクラッチに固めて勝利した。


フォーガットン・サンズ(ウェズリー・ブレイク&スティーブ・カトラー) ◯-× アドリアン・アラニス&レオン・ラフ
(メモリー・リメインズ)

未契約のアラニス組はもともとタッグチームの模様。必殺ツープラトンからブレイクがラフをフォールした。


リア・リプリー --- ダコタ・カイ
(不成立)

ダコタの対戦相手としてリアが現れるが、戦う気はなく代わりにミア・イムに襲わせる。
数分は普通に戦っていたがゴングは鳴らされず、場外乱闘しながらレフェリーとともにバックステージへ消えていった。

そして残されたリアをシェイナ・ベイズラー一味が襲撃し、子分がやられている隙にシェイナがキリフダクラッチに固め絞め落としてしまった。


マット・リドル ◯-× カシアス・オーノ
(ブロデリック)

NXT UKに移籍したオーノが久々に参戦。
秒殺された因縁のあるリドルをキャッチレスリングで捕らえる。首を捻り上げながらのカッターやブレーンバスターは危険すぎる。
オーノは蹴り技に苦しみながらも掟破りのブロデリックを狙うが、脱出したリドルが本家ブロデリックを返し逆転勝利した。


KUSHIDA ◯-× キャメロン・グライムス
(変型ビクトリーロール)

ウォルター戦で左手を負傷したKUSHIDAの復帰戦。
本来の対戦相手はラウル・メンドーサだったが、入場中にダブルフットスタンプで踏み潰したグライムスが強引に交代した。
だがKUSHIDAは全く動じずグライムスを圧倒。2回防がれながらも卍固め(アメリカではオクトパスホールドと呼ばれる)に捕らえ、さらに右腕を思い切り後ろに引きながら倒れ込む荒業を披露。肩外れるぞ。
グライムスはジャーマンから反撃するが、KUSHIDAは2発目をビクトリーロール(前方回転エビ固め)に切り返すと、両足を相手の足にクラッチさせるアレンジでがっちり固めフォールを奪った。


トマソ・チャンパ&キース・リー&ドミニク・ダイジャコビッチ ◯-× アンディスピューテッド・エラ(アダム・コール&ロデリック・ストロング&カイル・オライリー)
(スーパーノヴァ)

先発のダイジャコビッチが全然交代せず一人でエラの三人を蹴散らし、ストロングをチョークボムで投棄しながら背負ったオライリーにスタナーを喰らわせる妙技を披露。
コールがラストショットを浴びせるが攻勢は長く続かず、元気なチャンパとリーに次々と交代され圧倒される。
だがそこへフィン・ベイラーが現れ、ジョン・ウーでコールを吹き飛ばしレフェリーを巻き添えにする。しかしリーがフィンを排除し、さらにどさくさを狙ったコールをスーパーノヴァで叩きつけ、頑丈なレフェリーがちょうど蘇生して3カウントを叩いた。

試合後、ウィリアム・リーガルGMがフィン、チャンパ、リーの三つ巴戦によるNXT王座挑戦権争奪戦を命じた。
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