6日日曜朝のフジテレビ報道2001でムーンフェイスを満喫いたしました。
いつも形而下的なコメントだったので、良心がうずいておりました。一度じっくりとお説を拝聴してみたいと思っておりました。先日NHKで新閣僚に聞く、というのに出ていましたが、時間が短くてよく分かりませんでした。ただずいぶん強引な話しかただなと思いました。今日はたっぷりと時間があったようですね。
しゃべっている時間と内容の関係でいうと、密度は残念ながら出席者のなかでは猪口さんが一番うすいですね。やたらと人の時間までとって長々と話すけど内容のあるところはどこなのかなと考えてみるとほとんど、ないのですね。
彼女の話は出来るだけ沢山予算を分捕ってこようということらしいです。少子化対策の予算というのは二兆円ちかくに既になっているようです。どういう数え方か9兆円という人もいたようですが。それをますます増やそうというのです。財源のことはまったく顧慮されていないようで、説得力がありません。
老人向けの社会保障費を削るつもりのようです。さもなければ大幅増税か。役人の削減とか給料カットなどは念頭にないようですから、結局は年金を減らすしかないでしょう。その辺のトレードオフ(辻褄あわせ)が、政策というものですが、まったく考慮の外のようです。あるいは軍事費かな。小泉内閣で整合性が取れますかね。
小泉さんも老練な人だから、ときどきひずみが出来て蒸気圧が高くなったときに、ぴーっピーっとガス抜きをする。その安全弁として青いドレスのピエロにするつもりかもしれない。
要するにあれは、大学教授の話しかたではない、ましてや政治家の話しかたではない。高慢ちきな女子大生がわけも分からないまま利口ぶって理屈を振り回すようなものですね。枯れ木も山の賑わい、目くらましの蒸気弁でしょう。
長々とはなすが内容がない。 政治家の話しかたとしては最初のセンテンスから実質的、本質的な内容が伝わるのが望ましいが、何時までたっても何を主張しているのか分からない。したがってアピール度がすくない そのくせすぐに断定的、教えてやる式になる。幼稚な大学生あいてなら通用するかもしれない。
とにかく予算を付けることしか念頭にない。具体的な政策を話さない。大臣ともなれば、政策は制度、しくみとか考え方とかが大事な施策になる。
それと、いろいろグラフを出してきましたが、アレを見ると基本的には役人がお膳立てをする審議会スタイルの操り人形なんでしょう。今度こそ褒めるつもりがこんなことになって残念です。
追記6日午後6時:
午後5時半の10チャンネルのニュース聞き流し
民主党の女性議員と自民党のマドンナ議員のトークバトルがあったらしい。早大かどこかで行われたらしい。自民党は西川京子、片山さつき、佐藤ゆかり、どういうわけか猪口邦子は出ていなかった。テーマは少子化とか女性の社会進出らしかった。片山、佐藤の発言を聞いたが、猪口と反対のことをいっているようだ。民放は例によって発言を勝手に刈り込むからニュアンスが伝わっているかどうか分からないところもあるが。閣内不一致もとえ、マドンナ間不一致があるようだ。猪口というのはどうも左翼系というか、民主党系なんだね。小泉さん大丈夫かい。