三井住友銀行前頭取の西川善文氏が民営化した日本郵政の初代社長になるそうですね。
どうも危なっかしい。ビッグ・クエッション・マークです。かといって誰が良いのかと反問されても困ります。なにしろ私は業界の人間ではないです。金融界は有能な人材の払底している業界らしいのは分かるのですが、西川氏とはねぇ。三井住友は積極的という言葉を穿き違えた強引で顧客(特に個人)を無視したセールスをするところです。顧客のプライバシーについて、もっともデリカシーのない会社でしょう(メガバンンクでは)。
住友はいい銀行でした。品のない豊田商事的な会社に変質したのは前世紀の何時頃からだったでしょうか。80年代に節目があったようです。プロンプターがいたようですね。今度の人選は竹中大臣の押しがあったらしいが、どういう相馬眼を持っているのか。かれはネクスト候補の二軍にリストされているんでしょう。これで外れるんじゃないかな。
ゴールドマン・サックスとの関係が取りざたされているが、その更に後ろに絵図を描くグループがあるようです。ちょっと心配なニュースでした。郵貯の顧客は素朴な国民が多い。心してケアするように念を押しておきたい。
小説「司馬モデル」佳境へ。打ち込み迫る。