東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

経済同友会とナベツネ

2006-05-11 10:16:53 | 社会・経済

経済同友会が首相の靖国参拝を中止するように提言をした。新聞には自粛提案とあるが、曖昧なことばは使わなくてよい。中止を求めたということだ。

例によって新聞が正確に、あるいは適切に提言の内容を報道しているかどうか分からないが、目を皿のようにして記事を見ても、純然たる政治的発言の体裁をとっている。商売に差し支えるからというなら、それも本音かなと同情しないこともないが、そんなことは一つも言っていない。

経済同友会はいつから政治団体になったのか。『靖国参拝は首脳レベルの交流を実現する上で大きな障害』と断定している。この問題を『主体的、積極的に解決すべきだ』とも言っている。どういう意味かね。小泉首相はすくなくとも主体的に行動している。だから摩擦が生じていると理解しているが。主体的という日本語はシナの言うとおりに受動的に行動しろということなのか。不思議な日本語だ。

もっとも、小泉首相の参拝は積極的というよりも若干遠慮気味だ。もっとおおっぴらに参拝しろということなのだろう。シナから(シナの意をたいした経済同友会から)お許しが出たのだから、今年は8月15日に昇殿、参拝してもらいたい。同友会もよろこぶだろう。

シナが裏から工作をして、見返りの餌と恐怖で命令しているとしか思えない。そんなにしてシナで商売がしたいのか。世界は広いよ。思い出すのは読売新聞の従業員上がりの実力者ナベツネである。最近は靖国参拝を中止するように求めている。シナが読売に対して広告を出さないように企業に圧力をかけたのだ。

もと武闘派共産党員(東大新人会)だけに変わり身が早い。『そいつは大変』とナベツネは北京放送の遠隔操作スピーカーに早代わりしたのだ。