今日発売の週刊現代、球界裏金汚染追及第三弾だそうだ。プロ野球の裏金汚染といわないところがいい。アマチュア側が一方の当事者だからだ。レッドソックスに行った松坂投手の疑惑だ。巨額な裏金が関係者に渡ったなら、受け取った側がどう処理したかだ。確定申告でちゃんと申告していればいいが。たしか脱税にも時効があるよね。何年だったか。微妙なところかな。
出すほうもどういう会計処理をしたかだ。経費として認められる費目で計上していればいいが、西武は帳簿がしっかりしているそうだから、調べれば分かるだろう。プロ野球の裏金疑惑は追及しやすいと思うね。税金関係を調べていけばいい。
それに較べると大相撲の八百長疑惑は証拠を出すのが難しそうだ。証人といっても双方にいるんだろうからね。もっとも講談社側に証人がそろうかどうか。どうせ角界の人間なんだろうが匿名では取材に応じても裁判で証人になってくれるかどうか。いきおい、朝青龍の私生活を微細に暴いて、いかにその証言が信用できない人間かということを説得していくより手は無いんじゃないかな。お互いにしんどい裁判になるだろう。
係争中だからというのか、大相撲の八百長裁判の経過報告を週刊現代は紙面でしないね。そのうちにお互いにくたくたになって曖昧な示談が成立するのかもしれない。
聞くところによると、裏金の交渉をするときに、球団はこのカネは税金がかかりませんからというセールストークをするそうだ。相手が一億円を要求する。球団は6,7千万円を提示する。結局手取りは同じになるというのだ。球団も経費が少なくてすむわけだ。