副題:膀胱と記憶の密接な関係についての発生学的考察――
朝目が覚めたときに、どういう具合なんだかやけに昔のことを思い出すことない?ちょうど膀胱が満杯になってそろそろトイレにいかなきゃって思うんだよね。そういうときにとんでもない昔のことが頭にうかぶ。あれは膀胱の刺激が脳の記憶中枢を刺激するんじゃないかな。さっそくインターネットで膀胱と記憶中枢の発生学的関係の文献を検索してみよう。
さて、今朝は昔の週刊ポストの記事を思い出した。あれはもう大分前のことだ。まだ10年にはならないだろうが。今の週刊現代のように大相撲の八百長疑惑のキャンペーンをしていた。その時にどうも不自然だなと感じたから記憶の底に残ったんだろうが、昨日の週刊現代の記事が一晩寝て頭のなかでこなれてきたせいだろうね。まったく同じ表現があるんだよ。
力士の八百長の段取りはトイレの中でやるというんだね。どうもあまりに漫画的でかえって記事が信用できないと思った。しかし今回の週刊現代でもおなじことが書いてある。そうするとまんざらウソでもないのかな、なんてね。記事によると談合は力士本人同士ではなくてメッセンジャーの付け人がするそうだ。これも昔のポスト記事とおなじ。
トイレと言うのは東京なら国技館、地方ならそれぞれの会場なんだろうが、力士専用のトイレがあるのかしら。よほど隔離されていて観客は勿論のことマスコミも入れないところなんだろうね。それで談合の首尾は力士の体を洗いながら付け人が報告するのかな。今は携帯もあるから直でやれば秘密も漏れないし簡便だと思うんだがね。
それとポストと現代で共通している点は八百長の金銭の精算は場所後の地方巡業中に行うんだそうだ。みんな500万円ぐらい札束をいれたかばんを付け人にもたせているそうだ。そりゃ、銀行振り込みより現金のほうが証拠は残らないやね。
政治家はこういうことを料亭でやるんだが、力士はトイレでするわけだ。