東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

益満休之助

2008-01-15 10:27:19 | 篤姫

君は益満の休ちゃんを知っているか。オイラは直木三十五の小説「南国太平記」で知っているのだが架空の人物だったと思っていた。西郷の手先になって江戸で放火、略奪、辻斬りをやった男だ。もちろん同様の人物は多数いたのだが、益ちゃんは小説上の名前だと思っていた。ま、オイラの認識とはその程度のものよ。

ウイキペディアによると、江戸でゲリラ戦を展開したとある。ゲリラ戦というのはあたっていない。テロリストというべきだろう。幕末に江戸でゲリラ戦を倒幕側が行ったという記録は無い。江戸幕府の治安維持能力に対する江戸庶民の信頼を失墜させることを目的としてテロ活動をした。ゲリラではない。ウイキペディア君に訂正を勧告する。

ここで基本的な方程式をおさえておこう。

+  その前にもうひとつ、ウイキペディアによると、益満は慶応四年まで斉彬のお庭方であったとある。斉彬はとうの昔に死んでいる。慶応四年は1868年、斉彬が死亡したのはその10年前の1858年、はやく訂正したほうがいい。また天保12年(1841年)から斉彬のお庭番だとあるが、斉彬が藩主になったのが1851年であり、めちゃくちゃだ。それとも世子のときからお庭番(スパイのこと、あるいは情報機関)を藩主のほかに持つのが薩摩藩の制度だったのかな。お庭方というのはあまり聞かないが幕府のお庭番(スパイ)をまねた制度が本当にあったのか。お家騒動が起こるわけだ。


アルカイダとしての西郷隆盛

2008-01-15 09:53:20 | 篤姫

とくれば下の句はアフガニスタン空爆としての徳川幕府による薩摩藩江戸藩邸の焼き討ちとなる。自分の先祖をアルカイダというのは気が引けるが、鳩山法務大臣ではないが、親戚の親戚がアルカイダ(テロリスト)というジョークだ。

NHK大河ドラマ「篤姫」ものをしばらく続ける予定。これは第一弾。


朝青龍ヤク切れ?

2008-01-15 08:24:57 | インポート

稀勢の里に朝青龍が負けた。立会いにすばしこくマワシを取れなければ勝てないということだ。今朝のワイドショーは大騒ぎだ。(朝)は風邪で38.3度の熱があったそうだ。病院で点滴を受けているとか。昨日も取り組み後,、病院に点滴を受けにいったそうだ。

どこの病院かということが問題。しっかりと取材してほしい。包茎医や「みのもんた」のやらせ健康番組に出ていた「平岩か平石」先生じゃないだろうな。点滴で食塩水のかわりに強力なドラッグを入れているんじゃないか、チェックするのがスポーツ誌の責務だ。相撲診療所で点滴を受けるならよかろう。

前にも書いたように、場所前にモンゴルにかえり、直前に来日して勝ちまくる(とくに前半)のがモンゴルでの調整(ドラッグ処方も含めて)の成果だとしたならば、今回はパターンがちがう。

もしそうだとすれば、それはすばらしい処方であった。旧ソ連圏のようにオリンピック・メダリスト級のスポーツマン相手のドラッグ処方に精通した医師でなければ出来ないことだろう。素人療法やなれない日本人の医師ではさじ加減が難しくて危険だろう。

競走馬にマムシの粉末をかましたり、飼い葉おけにお茶っ葉を混ぜるのとはちょっと違うだろうからね。

朝青龍のいつもの立会いの集中力というのは、想像を超えた精神エネルギーを必要とするだろうからね。カフェインやマムシでは喚起するのは無理だろう。朝青龍の必勝のパターンが崩れなければいいが。

まあ、満員の国技館で関係者は大満足だろう。