東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

菅直人のシナリオ

2010-06-22 08:37:42 | 社会・経済

これが存外スジが良いかも知れないのだ。要点は小沢一派の処分である。

鳩山みたいにある期間をおいて復権させるか、これはなさそうだ。

とすると、小沢を追い出すか、出て行かせるか。いずれにせよ悪性ウイルスのように宿主民主党を食い荒らすパラサイトは許さない覚悟と見た。

小沢がどれだけの人数を連れていけるかの読みだが、少なくはないが、そう多くもないと計算しているらしい。

いずれにしても民主党単独政権は難しい。かといって社民党は離れたし、よりをもどしても足元に絡みつかれるだけなのは菅には分かっている。

国民新党だっけ、ひげのない男芸者みたいな、何と言ったかな、亀井静香か。あんな細かい政党には使い道がない。

菅直人は自民党しかないとみているのだろう。消費税論議は最初は視点そらしかと思ったが、自民党との連携の撒き餌のようだ。

それにこれで亀井静香が連立政権を出るきっかけになれば一石二鳥だ。

大ばくちだが成功する確率は45パーセントかな。保証はないが、政治の世界でヘゲモニーを取るなら女学生みたいに事前保証など無意味だ。

小沢一派の情報はダブルエイジェント細野を通して収集しているのだろう。

どう考えても小沢についていく連中で力のあるのは一人もいないからね。菅くん、違うかね。