ワールドカップ一次リーグの突破は、ここへ向けてチームの状態をトップに持っていったサポートとマネジメントの力が大きい。
どうしても競馬に例えちゃうが、大レースに焦点を合わせて馬のコンディションをチューニングすることがすべてだ。もちろんスターホースでどうころんでも本命と言う馬にはそんな心配はない。ワールドカップでいえばブラジルなどだ。ディープインパクト級ならね。
それでももともと調子が悪ければ話は別だが。フランス、イタリアみたいに。
日本みたいな中堅クラスの馬ではピンポイントのチューニングがすべてだ。今回サポートチームの貢献は大きい。昨日の二つのフリーキックと同様に芸術的な仕事をしたようだ。
本番で大穴を出すこういう馬はトライアルで負けることがある。岡田ジャパンでのトライアル不振は予定通りだったのか、分からない。人間の場合は負け癖というのがあるからね、トライアルで選手と監督が心を合わせて相手を欺くために負けるのは超高等戦術だが危険だ。それはなかったと思う。*
あくまでもコンディショニングで、それは意図的な面もあったかもしれない。
決勝リーグの次の試合はあまり間隔を置かないで組まれているようだから、調子を維持できればチャンスはまだ続く。
*もっとも怪しいこともあった。たしか二試合で三つもオウンゴールした。やろうとしてもなかなかできないことだ。しかもそのうちの二つは海千山千のトゥーリオだ。くさい。におう。
彼は監督との仲をいろいろ書かれているが存外影のチーム・サポートなのかもしれない。いずれにしても八百長と言うのは名選手しかできないものだ。競馬の場合も名騎手の八百長は発覚しにくい。