東方のあけぼの

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朝日新聞検証記事の謎

2014-09-15 06:09:56 | 国際・政治
東電誤報の記者会見の理由はわりとはっきりしている。当日政府が調査報告書を発表するので意図的誤報がバレバレになるので少しでも先手を打って打撃を小さくしようとしたのだろう。

分からないのは慰安婦吉田本の誤りについての検証記事である。こんなことを書けばどういう反応があるかは分かっているだろう。だからいままで隠してきた訳だ。どうしてこのタイミングで紙面にしたのか。

1:推測される理由はいくつかある。いまだ公になっていない事情、圧力があって(例えば東電問題の様にのっぴきならない反証が出てくるとか)、東電の場合の様に先手をうったか。

2:あるいは、彼らは自己批判が好きだから、みずから自分の誤りを発表すれば世間から拍手喝采されると思ったか。いつも他人にいわれなき自己批判、自虐を強いて自虐をすれば気持ちよくなると宣伝しているから、朝日も自分を自虐したらさぞ気持ちがよくなると思ったのか。

世間からの強烈な否定的反応は容易に想像出来る。これが想像出来ないということは、俗な表現をすれば「朝日新聞は全社にヤキが回った」のか。つまり早発性性痴呆症を組織として発症したのか。