東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

理性的な男の判断が狂う場合

2014-09-27 21:08:25 | 国際・政治
それは大きなプレッシャーに圧迫された場合だ。上級公務員であれば、出世に差し障りが出る場合だろう。そうして出世に命をかけるのは当人よりも母親だったり、妻だったりすることが多い。やきもきして夫に圧力をかけることになる。これが夫の判断を狂わすことになる。

神戸市長田区の事件の場合、解決が遅れれば警察は批判される。夫の出世に影響する訳だ。県警本部長は53歳らしいから、母親というより妻の圧力の方だろうか。

今回の事件の場合、警察は最初からもたもたしていた。そこへすぐ近くの雑木林で遺体発見だ。なにをやっていたんだとなる。捜査一課は当然近所の不審者、変質者の線でリストを作っている。本部長は泡を食ってどうなっているんだ、とどなる。

見ると現場の近く、雑木林のすぐそばに住んでいる男がリストに乗っている。おまけに、お誂え向きに知的障害がある。
[これだっ」あるいは「これよっ」かもしれない。当然捜査資料は査閲を要求されているだろうから。

「こいつに違いないな。そうだろう ? 絶対に間違いないな」とおっ被せる。上司と下僚のあうんの呼吸である。下っ端は「分かりません」とは口が裂けても言えない。ということじゃないかな。とにかく、行方不明が報道されてからのもたもた振りにくらべて遺体が発見されてから、あっという間に容疑者逮捕になる、この落差は不自然極まる。

警察で昔からよく使われてきた手で、前科者、素行が粗暴な者、近所でよくトラブルを起こす人物がまず対象となる。それで余罪も何もかもおっ被せれば未解決事件はなくなるし、世間は納得する。知的障害があるとなれば反撃されることもない。よくあるパターンとはいえ、密かに行われるのではなく、これだけ大々的に宣伝されると(それを自分の手柄にして出世のたしにしようと)、あらが目立つことになる。今回の異様な垂れ流し広報戦略も女性的である。

といったところが小説の梗概になるのかな。小説だから女性を入れないといけない。その辺はご理解とご海容をあらかじめ求める次第であります。



県警本部長のプロファイル判明、男は黙って仕事だ

2014-09-27 12:42:07 | 国際・政治
Mの創作ノート、メモより;
きょうもあまり意味の無い情報が親切ごかしに出てきたようだ。どこそこの防犯カメラにも容疑者が映っていたとか。警察はマスコミに対するサービスのつもりなのか。あるいは自分のやってしまったことを遮二無二正当化する小学生のような行動か。

男は黙って仕事だ。自信があるなら、くだらない日ごとの垂れ流しをやめてじっくり仕事をすることだ。それで送検して法廷を維持出来るなら焦ることは無い。電波資源は貴重だよ。無駄使いをさせてはいけない。記者会見をする時間があるなら、その時間に証拠固めをすることだ。

それとも、なにがなんでも世間を信用させたいのか。自信がないのか。だんだんH県警察本部長のプロファイルが分かってきた。こういうマスコミへの常習的垂れ流しは捜査の現場の権限で出来ることではないからね。



VSP アウトライン

2014-09-27 07:57:17 | 国際・政治
翌日
B:構想はかたまりましたか、先生
M:ハハハ、いやなかなか難しい。インターネットを浚ってみたんだが、少女には徘徊癖があったらしいね。インターネットだからどうせ又聞きを膨らませたものが多いんだろうが、要約するとほんの少しのことしか言っていないね。
B:ほう ?
M:長田区というのはかなり特殊な地域らしい。今朝のテレビを見ていたら「ながたけいさつ」と平仮名の看板が出ているビルが出てきた。長田警察署ということなんだろうね。仮名で書かないと分からない住民が多いのかな。ハングルの看板もあるのかもしれない。

それとかなり複雑な家庭環境だったらしい。インターネットの記事は伝伝聞だからなにがどうだったかはさっぱり分からないけど。それと少女の徘徊癖ね。この三つくらいかな。書くのには情報が偏りすぎている。

B:ということは、あとは想像で書く ?

M:そういうことになるな。VSPの法則があってね。ある情報は容疑者(susupect)のことだけだ。犠牲者(victim)や警察(police)の情報が皆無だ。

B:警察の情報も必要なの。
M:そりゃ当然だよ。
B:どんな情報なの ?
M:プライベート情報なんか不可欠だな。
B:へえ !?

M:県警本部長の家庭環境とか、マザコンかどうかだとか。
B: ・・・
M:それと勿論、捜査第一課長、所轄警察署長などだ。
B:小説の厚みのためか?
M:まあ、そういうことだ。

B:どうして ??
M:今回の決定が客観的な証拠のみに基づいた理性的判断かどうかということだ。県警の最高判断の動機が何だったかということだな。

B:・・・・・長引いて警察への批判がたかまらないうちにはやく片付けてしまえ、とか。
M:まあ、それも考えられる。とにかく飛躍が大きすぎる、多すぎる。もっとも検察とは打ち合わせ済みかも知れないが。