そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃ、区別がつかんだろ

2006-08-05 | マスコミ

それにしても、最近は類似の事件が多すぎないだろうか。「ほら、例の幼児を××した事件だけど」と切り出しても、よくわからない。複数の事件が重なってしまう。内容的に類似のことが多い。事件は時代が作るものかもしれないが、妙だと思うには時代錯誤か?

報道する方も、事件には賞味期限があるらしく、どこか共通点があるような次の事件にすぐ変わってしまう。そうした事件が、時を移さず起きるのも困ったことである。警察にしても、次の事件が起きてから、そういえば前の事件も怪しいなどとあわてて捜査するレベルである。殺人事件など起こしても、しばらくじっとしていれば捕まることなどないのでないか。犯罪者が事件性とされずに、のうのうと生きているような気がする。かつての、検挙率世界一の日本警察はどこに行ったのであろう。

幼児の虐待や、若い女性を軟禁したり連れ歩くなど、かつてはなかったような気がする。ましてや、親が子どもを閉塞した空間で、虐めぬくことなど考えられなかった。核家族が進行して、若い夫婦が経験もなく理性も持たず家族の決定者となるのは無理があるのであろう。祖父母や地域が伝えた知恵を受け継ぐ機会も場所もない。こうしたことへの回答は、健全な農村の家族の中にある。拙書「そりゃないよ獣医さん」新風舎刊参照http://www.creatorsworld.net/okai/

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