そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃ、ロシアは勝手にやるサ

2006-08-21 | 北方領土

Photo_15 根室の漁船員がロシアの警備艇に銃撃され人一人が亡くなった。悲しむ出来事である。ところがこの漁船の船長は、地元漁協の組合長でもある。しかもこれは明らかに、違法操業である。違法操業は、建前日本の国内である以上違法ではなく、ロシアに入漁料を支払って国内の漁業者たちが申し合わせの形で漁をしている。その申し合わせの責任者の密猟である。

今回の組合長が行っていた漁は明らかに違法操業であったが、このことは余り報道されてはいない。なぜだろう?都合が悪いのか、ロシアとの協定は本来あってはならない建前が優先されているのであろうか。よくわからない。

それに、地元で密漁をする漁師の話では、ロシア人はいきなり撃ってくるというのである。4段階あるとされる、停船命令などやられたことがないということである。今回もゴムボートからいきなり撃ってきたと、組合長自身が携帯で連絡してきている。日本の漁船が有能でロシア船は、逃げられると追いつけないという事実は抜きにしても、妙な報道姿勢である。

大体が、韓国や中国それにロシアは領土問題のついては、教育の現場からして日本との取り組みが大違いである。それに、小泉政権の5年間はこの3国とは音信不通に近い状態であった。その間、経済発展を遂げてきた中国やロシアはここに来て、鼻息が荒い。今まで散々北方領土に発電所やムミネオハウスなど作らせておいて、その後の無策の5年間に大きく後退した現実はどうして語られないのだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港