福田康夫首相が突然辞任を表明した。一年前にも、阿倍ボンが辞任した。体調が悪いとかが理由のようであった。今回は、どうやら野党が言うことを聞いてくれないとか、党内が思うようにならないとかが理由のようである。
これら2世のおボッチャマたちからは、地位の重さや責任感など微塵も感じることができない。政権をとることへの執念もなければ、責任感もない。この二人は、辞任会見で政治空白がないようにとか言っている。突然の政権投げ出しで、政治空白がないわけがない。
また自民党の、総裁選挙で一月ほど大騒ぎするのであろうか。福田康夫も阿倍晋三も、責任の重さや責務に耐えられなかったのであろう。福田康夫も他人事のような無責任発言はするし、おとぼけなのか本当に知らないのかよく解らない、発言を繰り返した。
阿倍晋三に至っては、政権を投げ出しておきながらも、半年もすれば公衆の面前でいっぱしの発言すらやるようになった。責任を感じているなら、隠遁生活でもやるべきであろう。この男ひょっとしたら、今度また総裁選挙に出てくるかもしれない。マサカ。
信じられないことが2度も立て続けに起きたのである。阿倍ボンの再登場も破廉恥ながらもありうるかもしれない。何が起きてもおかしくはない。
2代続けた組閣直後の政権投げ出しは、明らかに自由民主党政権の終焉を物語っている。政権担当能力が無くなったのである。政権を担う責任を放棄するのは、個人の能力だけではなく政党の能力が、すでに限界に達しているものと思われる。
情けないおボッチャマたちである。政権取りにすべてを燃やした、福田赳夫や阿倍晋太郎や岸信介が見たら、息子や孫たちの政権「ポイ」捨てをどう思うであろう。
早急に総選挙を行って、政権担当能力すらなくした自らの姿を確認するべきである。