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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

朝青龍を解雇せよ

2010-01-30 | 政治と金

私は大相撲が大好きであった。あったというのは過去のことで、それはつい最近のことである。大相撲を見なくなった理由はいくつかあるが、最大の理由は朝青龍の横綱として、というよりそれ以前のPhoto 相撲取り、力士としての品格がないことである。

相撲には武士道の精神が残っており、惻隠の情というものがある。勝者が敗者に力関係がはっきりした後には、いたわる精神であるが、朝青龍にはまるでそれがない。土俵外でも横綱としての品格がない。横綱以前の問題である。

その朝青龍が又々不祥事を起こした。今回は本場所中の出来事で、当初はマネージャーを小突いたと、協会に報告していた。朝青龍も記者会見で、ニヤニヤしながら反省してますと協会に謝ったと言って「酒を飲んでのことですから」と嘯いていた。

これが嘘だと解ったのは、歴代3位になる25回優勝が決まった後だった。本場所の中日のことである。深夜というか朝方4時に、身内でない人物を殴り鼻骨を骨折させた。1か月の重傷である。要するに格闘技の頂点にいるものが素人相手の暴力沙汰である。

古くから多くの横綱や、地元出身に力士を数多く見てきたものとしてこれは容認できない。日本文化の象徴の一つとされてきた相撲を、この男は地に落としたのである。決して許すことができない。協会は自らが調査することなく、朝青龍に何も言えない高砂親方に報告をさせるよう命じただけである。

しかし、相撲協会もかれが横綱であるからこそ甘い対応をやってきたのである。その協会も理事戦のさなかにあり、貴乃花の立候補でもめている。谷町に持ち上げられ、ぬるま湯の中で“伝統”を守ってきた体質が、様々な問題を引き起こしている。今回の、朝青竜の問題は変革するのにい機会である。即刻朝青龍を解雇するべきである。

コメント (1)
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