中国の恩家宝首相が、211年ダボス会議が開かれている大連で基調報告演説を行った。
中国はあらゆる分野で、健全な経済成長を行っている、解放された情報についても強調した。
その上で、債務危機に悩むヨーロッパに援助をを申しでた。EUはギリシャの債務危機の処理に悩んでいる。ギリシャをEUから外すと、スペインなどもこれに続く可能性もある。
信用不安が、EUに暗い影を落としている。ギリシャを除名したいところであるが、EUの規定にそれはないとのことである。
恩家宝はこれを見越したように、援助を申し出たのである。具体的には国債の購入であろうが、中国の思惑は見え見えである。ヨーロッパでの影響力の拡大を狙ってのことである。
返す刀で、アメリカの経済安定を求めている。何しろアメリカの国債を最も所有する国である。世界第2位の経済大国になって、二桁成長あるいはそれに近いを続ける中国の鼻息が聞こえてきそうである。
しかし、経済発展の陰に隠れて、中国は大きなものを残したままで走り続けている。環境問題、人権問題、民族問題、民主化問題などはいずれ解決しなければならない時が必ず来る。
左のフォトアルバムに<子育てに忙しいタンチョウ>をアップしました。