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ところで、マリーヌ・ルペンが党首の国民戦線であるが日本のメディアは必ず、『極右翼』と冠詞をつけて報道する。彼女の父親の、ジャン・マリー・ル・ペンはヒトラーを支持する排他的国粋主義者である。ジャンが掲げた、移民排斥やEU離脱や治安強化などを引き継いで、3女のマリーヌが国民戦線を率いることになる。父親の掲げたいくつかのことが、EU加盟と移民の増加により起きた問題を、それ見たことかとマリーヌ・ルペンが引き継いだ形となった。かつての弱小政党を時が支援したのである。単なる、極右翼政党と国民戦線を呼ぶべきではない。
ルペンの国民戦線の主張や国家感、民族主義的背景などは、ほとんど安倍晋三に重ねることができる。つまり安倍晋三をメディアが報道するときには、『極右翼政治家・安倍晋三』とするべきなのである。でなければルペンを単に国民戦線党首と、極右翼と冠詞をつけるべきではない。安倍に対する偏向報道は枚挙にいとまないが、国民が慣れてしまっていることの方が怖ろしい。
BBCが、北朝鮮の挑発は安倍晋三にとって好都合と報道している。憲法違反の法律の正当性のために、のどから手が出たいほど欲しかった、周辺諸国の脅威を北朝鮮がやってくれたというのである。
ルペンとことなり、安倍晋三の場合は都合が悪いことの権力の座にすでについている。やりたい放題で極右翼の、ほぼ独裁国家になってしまった日本の国民こそ哀れである。
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