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日本では、明らかな疑惑があるにもかかわらずアッキード森友問題は、もう終わったとばかり幕引きをしてしまった。国会では誰かが追及しているのだろうか?国民の80%が疑念を持つこの問題は、誰も追及することなくなったかに見える。
更には、加計学園の問題はもっと深刻である。時の行政のトップが、首相の関与があったとと述べている。論旨もはっきりしている。あちこちのメディアど喋っているが、身辺に危険が及ばないか案じている。誰が見ても明らかに、安倍晋三の介入があったとしか思えない。
安倍晋三は政権の座に就いてから、重要な局面は虚言で乗り切っている。TPP然り、集団的自衛権容認然り、武器輸出容認と開発然り、オリンピック誘致然り、日露首脳会議の領土問題然り、官製春闘然り、共謀罪法案然り、もう書き切れない。さらに情けないことに、野党がこうした虚言を咎めることができない。追及してもまともに答えない。論点をずらすことについて行けないのである。政権内でも不満を抱え黙したままである。
それに今回の、加計学園問題である。菅官房長官などは、前川がなにを言ったか知らないが、ないものはないと発言する。政権内の調査でなかったというのである。二階官房長官は、首相と官房長官の言葉を信じると言ったきりである。辻褄があう前川発言に対して、あちこちがつぎはぎだらけの政権の対応である。
石破茂が、2020年改憲に向けての安倍の発言に党内で論じるべきだったといのがせいぜいで、加計問題の疑念に応えるべきだと述べた程度である。自民党は浄化能力を失った。1年半以内に必ずある衆議院選挙を念頭に、国会議員たちは党首脳のご機嫌を損ねないように黙しているのである。
北朝鮮の金体制を笑えない、日本の疑似民主主義体制である。不法であることを虚言で乗り切るなど、平気の安倍晋三である。