そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

イージスアショアにオスプレイにF35今度はトウモロコシ、日本が売却されてゆく

2019-08-30 | 安倍晋三

イージスアショア(地上型迎撃ミサイル基地)が不要であることは、トランプが北朝鮮のミサイル発射は短距離なら許すと言ったとたんに、あれだけ大騒ぎしたJアラートもそっちのけで安倍は無反応だった。「我が国の安全保障に問題はない」とゴルフのプレーを止めることもなかった。
北朝鮮のミサイル危機のために、総選挙までやった。実際は森友隠しであったが、選挙後は憲法改正が認められたと、選挙期間中には全く触れなかったことを、口走ったこの男に論理のつながりなどない。
イラン対策として配備されたポーランドのイージスアショアは200億円である。イランまで4000キロもあるが、北朝鮮からは1000キロもなく、迎撃など到底できない距離である。当初は3000億円といわれていたが、今では6000億円になると平気で言われている。建設に5年はかかるといわれている。その頃には1兆円を超えているd老が、技術の進化でほとんど無用の長物となる。これが二基も建設される。

F35とオスプレイはどちらも欠陥機種である。アメリカ上空をF35はほとんど飛んでいない。オスプレイは飛行禁止の空港がアメリカにはいくつもある。このどちらも空母で利用されるように、垂直着艦が出来るように開発された。そのことが機体に無理をかけている。特にオスプレイの事故は、水平飛行に移る時と垂直に戻すときに事故が起きている。おまけにベテランが運転を嫌うために、若者が運転を任され、「未亡人製造機」ともいわれている。
オスプレイを購入する国もほとんどなく、イスラエル販売価格のほぼ倍の180億円の値段を吹っ掛けられている。F35に至っては、F35Cは未完成ながらも、安倍晋三は100機も購入を約束している。

TPPを離脱してやらないといっていたFTAをやった誤魔化しのためか、G7の成果を求めたためか、トランプの選挙戦の地盤固めに利用されたか、米中戦争の尻拭いのためか、あるいは多分その全部のために、安倍晋三は大量のトウモロコシを購入をトランプに約束した。そのすべてが、遺伝子組み換えである。牛肉の関税も4分の一まで下げ、自動車関税は保留のままである。
牛肉の関税緩和とトウモロコシの売り付けは矛盾する。牛肉はトウモロコシでできていると言って過言ではないからである。日本の畜産は、アメリカ産の遺伝子組み換えトウモロコシを大量給与して成り立っている。日本の畜産を残さなければ、トウモロコシは消費できない。目先の貿易収支だけでハンコ押していては条約に矛盾が生じる。

それ以前の問題として、アメリカの貿易赤字の補填として、日本は武器と食料を大量に買い付けられることになっている。しかも、アメリカ軍事産業の言いなりの値段で前金で支払う、FNSの残金が5兆円を超えてしまった。生産性のない購入による、未来へのつけである。
安倍晋三は日本をアメリカに売った。より正確には、安倍晋三は日本をアメリカのトランプ支持者に売った。
コメント (2)
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