遺稿ノート Ⅱ
* (僕が波打ち際を遠く歩いてきてつかれたならば)
砂浜に坐つて
ぼくはなにを思うだろうか
行動を思い描くだけではなく、何を思うかを思い描く。思いが二重化する。あるいは、「言語化」する。
嵯峨は「行動」を求めているのではなく、「ことば」を求めている。
行動したあと、その行動を確認するためにことばが動くのではなく、ことばを動かすために行動する。
*
詩集『誤読』は、嵯峨信之の詩集『時刻表』を批評するという形式で書いたものです。
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